歌手パク・へギョン
歌手パク・へギョン
韓国歌手パク・へギョンが、9日に巻き起こった自殺騒動に関する報道について「何の問題があって自殺しようとするのか」とし、事実無根を訴えた。

 パク・へギョンは9日午前、聯合ニュースとの電話インタビューに応じ「病院で声帯の筋肉喪失と診断され、処方された薬がある」とし、「家で友人と酒を飲んだ状態で、習慣となっていた薬を飲んだため副作用が出てしまったようだ」と一部始終を説明した。

 パク・へギョンは同日午前1時55分頃、京畿道(キョンギド)のある住宅で倒れ、近隣の病院に運ばれて治療を受けた。

 警察と消防当局によるとパク・へギョンは、この日酒を飲み、リボトリル(抗うつ剤)20錠を服用した後、状態が急変し救急車を呼んだという。

 パク・へギョンは「来年1月、アルバムを発表する予定だが体調が最悪の状況。その中でレコーディングを進行していた」とし、「声帯の筋肉が喪失された状態で歌ったため、体の筋肉を使う上で心身の安定が必要となり、筋肉を強くする薬と抗うつ剤成分の薬を飲んでいる。普段は1~2錠ずつ飲むが、その日は酒に酔ってしまい、薬を数錠出して飲んでしまった。薬を飲むと眠くなることはわかっていたが、ここまでだとは知らなかった」と説明した。

 続けて「飲酒後に薬を飲むのはいけないことだが、習慣的に薬を服用したことで自殺騒動が起こってしまった」とし、「自分の意識がはっきりしていない状態で救急車を呼んだが、一緒にいた友人がむしろ(自分よりも)警察と救急車が来たことに驚いていた」と当時の状況を語った。

 また、一緒いたという男性の友人についても「その日は男性2人、女性1人と一緒に遊んでいた」とし、全員が友人で恋人関係の男性はいなかったことを明かした。

 パク・へギョンは再度、自殺について否定し「私がどんな問題を抱えていて自殺するというのか。私が過去、スーパースターであったわけでもないし、音楽活動をするにあたって大きなストレスもない」と語った。

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