梅軒尹奉吉義士記念事業会は15日、在日本大韓民国民団(民団)の石川県地方本部内に記念館を設立する計画を明らかにした。
尹奉吉は1932年4月29日、中国・上海で行事を開いていた日本の首脳部に爆弾を投げつけ(上海天長節爆弾事件)、裁判にかけられた後、石川県で処刑された。
それから80年、記念事業会は今月9日、石川県と金沢市を訪れた際に、来年4月29日までに記念館を設立することで民団と合意した。記念事業会が設立費を調達し、民団が場所を提供する。
記念事業会側は「上海にも記念館があるが、尹義士が立ち向かい殉国した日本の本土に記念館ができることは、大変意味のあること」と話した。
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