韓国でワンマンライブを行ったバンド「SPYAIR」
韓国でワンマンライブを行ったバンド「SPYAIR」
12月18日に開催される初の日本武道館公演のチケットが即完し、追加席の販売をスタートした人気急上昇中ロックバンド「SPYAIR」。

 2ndアルバム「Just Do It」を引っさげて行う日本武道館公演に先駆け、12月1日と2日の2日間、韓国の弘大(ホンデ)にある「V HALL」でワンマンライブを行った。

 「SPYAIR」はこれまでに、ミュージックビデオの撮影や韓国最大のロックフェス「JISAN VALLEY ROCK FESTIVAL」、歌番組の出演、ワンマンライブなどで2年間で4回韓国を訪れており、今回で5度目となる。日韓同時発売した2ndアルバム「Just Do It」が韓国の「Hottracks」洋楽チャートでマイケル・ジャクソンなど錚々たる顔ぶれがランクインする中1位を獲得するなど、高い人気を誇っている。当初1日のみの予定だったライブだが、SOLD OUTした為に急遽2日に渡って行われることになった。

 ライブ当日、会場は来韓を待ちわびたファンで埋め尽くされ、メンバーが登場すると悲鳴に近い大歓声が沸き起こった。ライブ中は、歌を聴いたり口ずさんだりする日本とは違い、日本語の歌詞をボーカルIKEと一緒に大声で大合唱する韓国のファン。先月末に発売された新曲「WENDY ~It’s You~」も、現地で配信シングルとしてリリースされているとはいえ、発売から10日間で日本語を覚えて歌うファンにただただ驚愕。MCでは、ボーカルIKEが流暢な韓国語で話すとさらに会場は大盛り上がり。

 メンバーを呼ぶアンコールコールでは、「SPYAIR」の楽曲「My Fliend」をファンが日本語で歌ったのだが、「明日またそれぞれの道を進んでも離れないMy Fliend」という歌詞を、12月18日の日本武道館公演でバンドを脱退するDJ ENZEL☆に向け、「離れないENZEL☆」と替え歌で何度も何度も大合唱するというサプライズが。感動するENZELが感謝の言葉を述べると、登場した他のメンバーもセットリストには入っていないこの曲を演奏し、ファンへ感謝の気持ちを返した。

 アンコールの最後では、ライブの定番曲「SINGING」をIKEが韓国語で歌い、ファンから驚きと感動の歓声が一段と大きく沸き起こった。外はマイナス0度と寒い韓国だが、会場は熱いパワーで満たされた。

Copyrights(C)wowkorea.jp 0