【ソウル聯合ニュース】韓国教育課程評価院は11日、国際教育到達度評価学会(IEA)が世界50カ国・地域の小学4年と中学2年を対象に実施した2011年国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)の結果を公表した。小4と中2とも世界最高水準の学力を維持したが、理数学に対する興味は依然として低かった。
 韓国の小4は算数で2位、理科で1位となった。中2は数学が1位、理科は3位だった。小4は1995年調査と同水準だった。韓国の小4は1999年と2003年、2007年調査には参加しなかった。中2は2007年調査に比べ、数学と理科のいずれも順位を一つ上げた。
 日本は小4の算数が5位、理科が4位、中2は数学が5位、理科が4位だった。
 一方、数学が「好きだ」と答えた中2は8%、理科は11%にとどまった。数学の国際平均は26%、理科は35%。数学はスロベニアに次ぐ低水準で、理科は最低水準となった。小4は算数が23%と最低、科学は39%と3番目に低かった。 
 TIMSSは4年ごとに実施し、世界の小4と中2の平均点を公表している。今回、韓国は4335人の小4と5167人の中2がテストを受けた。

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