【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が14日に発表した今年7~9月期の資金循環(暫定)報告書によると、個人、非営利団体、非金融企業、政府の金融負債は合わせて3591兆8000億ウォン(約280兆4549億円)だった。
 前期の3542兆6000億ウォンから49兆2000億ウォンほど増加した。個人・企業・政府の負債は2010年1~3月期に3000兆ウォンを突破し、今年1~3月期には3500兆ウォンにまで膨らんだ。昨年の国内総生産(GDP、1237兆1000億ウォン)の2.9倍に当たる。2005年1~3月期は当時のGDPの2.1倍だったが、この7年で3倍に迫る勢いをみせている。
 部門別では個人と非営利団体の負債が1135兆4000億ウォンに達し、前期より14兆ウォン増えた。非営利団体とは小規模の個人事業主や消費者団体、慈善団体を指す。非金融法人の金融負債は1981兆8000億ウォンで、前期より31兆7000億ウォン増加した。政府の負債は3兆4000億ウォン増加して、474兆5000億ウォンだった。個人、企業、政府全体の金融資産は5179兆ウォンだった。個人資産は65兆1000億ウォン増え2449兆9000億ウォン。企業は1781兆9000億ウォン、政府は947兆3000億ウォンとなった。

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