委員長には、大統領選で同党の共同選挙対策委員長を務めた金容俊(キム・ヨンジュン)元憲法裁判所長、副委員長には陳永(チン・ヨン)セヌリ党政策委員会議長をそれぞれ起用した。
また、朴氏が掲げる「国民大統合」の実践に向け国民大統合委員会を設置し、選挙対策委員会で国民大統合委員会首席副委員長を務めた韓光玉(ハン・グァンオク)氏を委員長に指名した。若者の失業問題などの解決に向け新設する青年特別委員会の委員長には金相ミン(キム・サンミン)セヌリ党国会議員を起用した。
今回は、大統領選で朴氏を支えた中央選挙対策委員会の幹部らが多く起用され、サプライズはないものの安定感のある人事と評価される。
金容俊氏は裁判官として長年の経験を持ち、大法官(最高裁判事に相当)や憲法裁判所長も務めた。尹報道官は同氏の委員長起用について、「朴氏の法治と社会の安全に対する確固たる信念を支え、円滑な政権発足に向け委員会を率いてくれるものと期待している」と述べた。
副委員長に指名された陳永氏は裁判官出身の議員で、大統領選では朴氏の公約作成に携わった。
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