青瓦台を訪れた朴槿恵氏(左)と李明博大統領=28日、ソウル(聯合ニュース)
青瓦台を訪れた朴槿恵氏(左)と李明博大統領=28日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領と朴槿恵(パク・クンヘ)次期大統領が28日、4か月ぶりに会談した。政権引き継ぎ問題を中心に国政の懸案全般について協議したとされる。
 李大統領は青瓦台(大統領府)を訪問した朴氏と握手を交わし、大統領選での当選を祝福した。
 朴次期大統領は先の大統領選で各地を訪れ景気低迷を実感したと話し、「庶民が苦しい状況にあることを感じた。寒さが厳しいので電力供給などきめ細かい対応をしてほしい」と求めた。李大統領は安全、災害などの面で最後まで最善を尽くすと応じた。
 朴氏は昨日、政権引き継ぎ委員会の委員長に金容俊(キム・ヨンジュン)元憲法裁判所長を任命した事に触れ、近いうちに委員も確定すると明かした。
 会談は冒頭に双方の関係者らも出席したが、その後退席し単独会談形式で進められた。

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