元国防長官の金幹事は同日、聯合ニュースの取材に対し、北朝鮮の長距離ロケット発射などへの対応について「安保に備えた体制の点検が最も急がれる」と述べた。 報道陣の質問に答える金章洙氏=(聯合ニュース) 朴槿恵(パク・クンヘ)次期大統領は大統領選の公約で北朝鮮の軍事的挑発に対し「能動的・先制的抑止戦略を通じ、積極的な防衛能力を具現化する。そのために長距離ミサイルの早期戦略化が必要だ」と強調している。 昨年10月には韓米ミサイル指針改定で弾道ミサイルの射程距離制限を800キロに延長しており、早期に戦略化し実戦配備したいとの考えを示したと受け取れる。射程距離800キロの弾道ミサイルは北朝鮮全域を射程に収める。 金幹事は朴次期大統領が公約に掲げた「国家安保室(仮称)」の設置については、「国家安保の司令塔の役割を果たすもので、すぐに実行されるべきだ」と強調した。 また先月ロケットを発射した北朝鮮に対する制裁について「国際社会の協調を通じた制裁など、孤立政策を取るべきだ。周辺国の協調以外に代案はない」との見解を示した。
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