訪日したのは黄氏のほか、最大野党・民主統合党の姜昌一(カン・チャンイル)議員ら。
安倍首相は両国が自由や民主主義、基本的人権などの価値観を共有していると述べた上で、地域と世界の平和のために協力する必要があるとの認識を示した。北朝鮮問題を含む安保分野での協力も強調した。安部首相は両国間に問題が生じる可能性はあるが、韓日議連に(両国をつなぐ)パイプ役を務めてほしいと求めた。
これに対し、黄氏は「両国の国民にとって韓日の緊密協力は大きな関心事。正しい歴史認識を基に肯定的な関係を構築しよう」と返答した。
面会は公開・非公開を含め約20分行われた。独島や歴史の問題などには踏み込まなかったとされる。日本側からは4日に安倍首相の特使として訪韓した額賀福志郎元財務相(日韓議員連盟幹事長)らが同席した。
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