尹報道官は「きょうの分科委幹事会議で、業務報告の目的と委員会の活動に関する基本方向を定めた。新たな政策を生み出すのではなく、ロードマップを作成して新政権に引き渡すという方針を確認した」と説明した。
政権引き継ぎという本来の役割に忠実に、新たな政策を作るよりも国政懸案の把握と大統領選挙公約の具体化に力を入れるという従来の姿勢をあらためて示したものと受け止められる。
尹報道官はまた、各官庁からの業務報告では、朴次期大統領の国政哲学に見合っているか、社会的に問題になっているにもかかわらず抜け落ちた政策はないか、財源の捻出策は整っているかなどを重点的に把握するとした。「予算・財源の確保が最重要問題」だとし、財源の面からそれぞれの政策が実現可能かどうかを検証するとしている。
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