リョウク(SUPER JUNIOR) の最新ニュースまとめ
パールサファイアブルーの光と12000人の歓声に包まれたライブは、「SORRY、SORRY-ANSWER-」でスタート。これはシンプルなサウンドだけをバックにした楽曲で、1曲目から3人の歌唱力がタップリ味わえる構成に。ひとりひとりに実力があるのはもちろんだが、3人の声が溶けあったときのハーモニーも、また「SUPER JUNIOR-K.R.Y.」は格別だ。
オ―ディエンスのテンションが一気に上昇した「H.I.T」、ファンからも大合唱が沸き上がった「FROM U」を歌い終えたところで3人が「新年あけましておめでとうございます!」(キュヒョン)、「きょうは最終日ということで気合い入れてやっていきましょう!」(イェソン)、「楽しい時間を一緒に作っていきましょう!」(リョウク)、「バラードコンサートではありますが、きょうは最高に盛り上がって、楽しくやっていきたいと思います!」(キュヒョン)とあいさつ。すると、さらに客席が熱狂。これにはキュヒョンも圧倒されたようで、思わず「みなさん、本当にヤバイです!」と何度も言っていた。
ここからは「座ってください」(キュヒョン)と客席をうながし、しっとりと聴かせるナンバーを。「Believe」「ハナミズキ」といった日本の楽曲のカバーや「凝結」「それだけです」などの味わい深い作品を次々と披露。3人の素晴らしい歌声と表現力に12000人が酔いしれた。
そして、2012年の年末のコンサートでは、この後がクリスマスコーナーとなったのだが、今回はその部分をブロードウェイのミュージカル風にチェンジ。「The Night ChicagoDied」では3人もカラフルな衣装でダンサーたちと一緒に踊り、「Mirror」はスタンドマイクでスタイリッシュに歌唱。そのうえ「みなさんと一緒に歌いたくて、この曲を選んでみました」(イェソン)と「LA LA LA LOVE SONG」もセレクト。「武道館の追加公演ということで、何か新しいものをお見せしたいと思いました」(イェソン)、「ミュージカルみたいでしたよね?」(キュヒョン)という3人の心遣いとエンターテイナーぶりにオーディエンスもペンライトを振りながら楽しそうに歌っていた。
さらに3人のエンターテイナーぶりが発揮されたのが、それぞれのソロコーナー。キュヒョンは15年前に夢中になっていたアニメで使われていた楽曲「Somewhere」を歌ったのだが、MCでは、なんとアニメの中で唱えている呪文も披露し、12000人に大受け。もう1曲の「flumpool」のカバー「残像」では、歌詞が難しかったから選曲ミスだなんてこともあるけど、大好きな日本の曲だと紹介。盛り上がった会場をもう一度美声で観客の心をつかんだ。
そのキュートな魅力を生かしたのがリョウク。制服風の衣装でダンサーと共にジャスティン・ビーバーの「Baby」を踊りながら歌い、全てのオ―ディエンスを笑顔に。そして2曲目には「2010年のKRYコンサートで歌った曲で、ぜひ武道館で歌ってみたかった」と最終日だけのスペシャルとして絢香の「三日月」を選曲。想いを込めてじっくりと歌い上げ、客席から喝さいを浴びていた。
ソロコーナーの最後を飾ったイェソンは、ドラマ「シンデレラのお姉さん」の主題歌にもなったソロ曲「君じゃなければダメだ」とThe Oneのカバー「I Do」を熱唱。「みなさんに僕の存在を知ってもらった曲だと思います」と自らも言っていた「君じゃなければダメだ」は、韓国語にもかかわらず会場中がイェソンと一緒に歌うほどファンの間に浸透しているナンバー。「SUPER JUNIOR-K.R.Y.」に対するファンの愛情の深さが感じられる場面となった。
ここからは再び3人で。イェソンとキュヒョンのデュエット曲にリョウクがピアノで参加した「Your Eyes」、リズミカルなサウンドに客席が盛り上がった「Midnight Fantasy」、優しく温かい雰囲気の「Loving You」とタイプの違う曲を聴かせ、12000人を楽しませる。本編はどこまでも広がっていくようなイメージの「The One I Love」で幕を閉じたのだが、当然客席からはアンコールの声が。3人もすぐにステージに姿を現し、ポップなナンバー「Bittersweet」でアンコールに応えてくれた。
ここでキュヒョンから前日にリリースされた「SUPER JUNIOR-K.R.Y.」の1stシングル「PromiseYou」がオリコンデイリーチャート1位を獲得したという報告が。大はしゃぎするキュヒョン&リョウクに対し、「これでやっと自分の役目が果たせた気がします。実は日本での活動には、本当にプレッシャーを感じていたので」と感慨深げに語るイェソン。その目からこぼれ落ちる大粒の涙が、今の彼の喜びと安ど感を物語っていた。
そんな記念すべき楽曲「Promise You」をオーディエンスと一緒に歌っただけでも3人には十分うれしかったはずだが、このあとさらなるサプライズがKRYを待っていた。最後のナンバー「SKY」を歌い終わり、客席にあいさつをしようとした瞬間、会場が暗くなり、突然スペシャルムービーが流れ始めたのだ。これは特設サイトに投稿されたファンの写真を約60枚使い、「PromiseYou」に合わせて編集したもの。そのうえ、同時に12000人からの大合唱も沸き上がるという予想外の出来事に3人は絶句。リョウクの頬は感動の涙で濡れていた。
ファンからの愛に溢れた贈りものを受け取った3人は「みなさんから信頼をもらった気がします」(リョウク)、「これからもみなさんにいい歌をプレゼントしていきたと思います」(イェソン)、「また会いましょう!」(キュヒョン)と今後も日本での活動を続けて行くことを約束した。
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