【ニューヨーク聯合ニュース】米ニューヨーク近代美術館(MoMA)は13日までに、旭日旗のイメージを使った美術作品を展示したことについて、日本の軍国主義を美化する意図はなかったと釈明した。
 同館はニューヨーク韓国人父母会宛てにラウリー館長名義の書簡を送り、「(作品に)議論を呼ぶようなイメージを使用したのは、日本の近現代史に対する批判的なアプローチのためであり、作者に日本の過去の帝国主義と軍国主義を美化しようとする意図はなかった」と説明した。
 また、同館は民間機関であり、政府や公共団体から運営資金を受けていないと強調し、問題の作品を含む展示物は米政府やニューヨーク市当局とは無関係であるとした。
 ニューヨーク韓国人父母協会は同館が昨年末から日本人グラフィックデザイナー、横尾忠則氏が旭日旗のイメージを用いて制作した作品を展示していることを受け、抗議の書簡を送った。

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