MYNAME
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去る22日、アイドルグループ「MYNAME」が「Fly to the sky」のヒット曲「Missing You」を歌う映像がYoutube(ユーチューブ)で話題となった。「Fly to the sky」のファニが育てたグループらしく、メンバーらの歌唱力はずば抜けている。

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 2011年にデビューした「MYNAME」は、ことしで3年目。デビュー当時、ファニがプロデュースしたとして注目を集めたが、同じ時期に登場したグループのように満足いく結果は出せずにいた。

 先ごろ、韓国で2枚目のシングル「それしきのこと」を発表した彼らがインタビューに応じ、今回の活動で心構えが変わったと口をそろえる。

 「登山道具を準備するときは、わくわくしますが、いざ登り始めるとつらいのと同じで、デビュー準備をしていた頃は夢でいっぱいでしたが、歌手になってみると生易しいものではないことがわかりました。だけど、山に一気に登ればすぐに降りてくるだけですが、ゆっくり登れば降りるときもゆっくりですよね。だから、僕たちも”ゆっくり”降りてくるように、目標のためにゆっくりと上がっている途中です」(メンバー)

 彼らの上昇が遅くなったのは、昨年6月に1stシングルを発表した後、日本活動に時間を費やしたためだ。昨年7月25日、日本でデビューシングルを発表したのに続き、11月に再び日本に渡り、2か月間滞在しながら公演やプロモーション活動を行ってきた。

 ジュンQは「国内デビューと同時に日本活動を並行してきました。国内市場で地位を固めることができませんでしたが、日本ではシングル2枚を発表し、大阪と東京で2回の公演を行うなど、成績が良かったんです」と説明した。

 その間、彼らより後にデビューした「B.A.P」などの後輩らが頭角を現し始めた。

 しかし、インスは「1位じゃなきゃだめだ、という気持ちが生まれることもありましたが、日本活動をしながら感じることが多かった」とし、「国内では放送中心のプロモーションが重要で、放送に露出できなかったらどうするんだ、という心配でいっぱいでした。でも、日本で公演活動を行う中で自信をつけることができました」と説明した。

 マインドコントロールをしたメンバーらは、再びスタートするという気持ちで自身を広くPRするために積極的に広報戦略を練ったのだという。

 動画サイトに日常生活を撮った動画をアップし、「MYNAME」のオリジナル番組も放送している。

 「僕たちの日常に興味をもっているファンのために、僕たちの1日を撮影して公開しています。寮で起床する姿からダンスレッスン、マスコミインタビュー、音楽番組の出演風景、楽屋での様子など、24時間を動画にまとめて一週間に1回ずつリアルにお見せしています」(チェジン)

 このおかげなのか、ファンクラブ会員数も1万5千人まで増え、ファンらはメンバーそれぞれの”リアルな姿”に関心を示している。

 ジョンQはデビュー前の高校時代、アルバイトで教科書モデルをしていた。ある出版社の中学2年生の社会、科学の教科書の表紙にイ・スンギそっくりの姿で登場し、当時は「教科書のイ・スンギ」と呼ばれていたのだ。先ごろ、ジョンQは教科書モデルの再契約話についても明かした。

 JYPエンターテインメント練習生出身のセヨンは、3年間「2AM」や「2PM」と共に寮生活をしながら歌手の夢を追っていた。

 また、世宗大学舞踊科を出たインスは、デビュー前の2年間、リズム体操の看板選手であるソン・ヨンジェとシン・スジのバレエレッスンコーチをしていた経歴をもつ。また、Mnetオーディション番組「スーパースターK2」に挑戦した。

 しかし、メンバーらは経歴よりも音楽で優秀な歌手として認知されたい、と強調する。

 セヨンは「外見至上主義、企画消費など、アイドルに対する偏見がある」とし、「音楽番組に出演する3分の中でそのような先入観を消し去ることは容易ではない。でも、3分の中で僕たちは300時間以上、練習してきたということをわかってほしいです。時には、先入観が生まれてきたとしても、僕たちだけのスタイルを刻印し、メンバー各自の才能を開花させていきたいです」と強く語った。

 インスも「まだ僕たちを知らない人は多い」とし、「僕たちの音楽を聴いて先輩たちが『MYNAME』を褒めてくれました。時間がかかったとしても、先輩や後輩たちに認められる歌手になりたいです」と抱負を述べた。

 「昨年、日本で公演を終えて、ステージから降りるとき、どこか切なくさびしい気分でした。それで、早くまたステージに戻ってきたいと強く思ったんです。それが公演の魅力なのでしょう。日本でステージの規模を増やして、長く歌っていくことが僕たちの目標です」(メンバー)

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