2日目の公式練習に臨んだキム・ヨナ=12日、ロンドン(聯合ニュース)
2日目の公式練習に臨んだキム・ヨナ=12日、ロンドン(聯合ニュース)
【ロンドン聯合ニュース】カナダ・オンタリオ州のロンドンで開催される世界フィギュアスケート選手権に出場するキム・ヨナが12日(日本時間13日)、会場で2日目の公式練習に臨んだ。
 前日のフリーの演技練習に続き、この日はショートプログラム(SP)を中心に調整を行い、パーフェクトな演技を見せつけた。
 プログラム曲「バンパイアのキス」が流れると、キム・ヨナは独特の柔らかな動きで滑走しながら演技の確認に入った。スパイラルやスピン、ステップをほとんど行わずジャンプの練習に集中していた前日とは違い、SPの要素を一つ残らず演技した。
 最初のトリプルルッツ-トリプルトウループ(基礎点10.10点)のコンビネーションジャンプを難なくこなすと、続くトリプルフリップもミスなく着氷。フライングキャメルスピンとイナバウアーに続き、ダブルアクセルもいつものように軽々と成功させた。流れるような動作でレイバックスピンとステップシークエンスをこなし、コンビネーションスピンを最後に演技を終えると、観客席から大きな拍手が沸いた。
 続けてトリプルフリップ、トリプルルッツ-トリプルトウループのコンビネーションジャンプなどを数回跳んだものの、リンクの状態が良くないせいで踏み切りと着氷が乱れた。だが、キム・ヨナはミスのたびにコーチにアドバイスを求め、納得いくまで同じジャンプを繰り返した。
 キム・ヨナは14日(日本時間同)にSP、16日(日本時間17日)にフリーに出場する。

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