ハン・ジミン の最新ニュースまとめ
韓国ドラマ「屋根部屋のプリンス」は過去と現代を壮大な愛が駆け巡る、ファンタジー・ラブコメディ。「JYJ」ユチョンが朝鮮時代から300年の時を超えて現代にやってきた王世子（ワンセジャ）役を好演し、大人気を博した作品だ。
そして、明るく元気なヒロイン、パク・ハを演じたのが、清楚でキュートなキャラクターで絶大な支持を誇る人気女優ハン・ジミン。「屋根部屋のプリンス」でも、抜群の演技力を見せている。そんな女優ハン・ジミンのオフィシャルインタビューが届いた。
<b>－「屋根部屋のプリンス」に出演を決めたきっかけを教えてください。</b>
実は、最初に台本をいただいたときは、大きな期待を抱いていたわけではありませんでした。ちょうど別のドラマの撮影中だったので、とても疲れていたんですね。でも、台本にファンタジー的な要素があったので、漫画みたいに楽しく読めました。それ以前に演じたキャラクターは重いものが多かったこともあり、パク・ハ役を演じればパワーがもらえて、楽しく撮影ができそうだと思い、出演を決めました。
<b>－パク・ハというキャラクターの魅力についてお聞かせください。また、パク・ハに共感できたところ、逆に感情移入が難しかった点などがあれば教えてください（実際のハン・ジミンさんと似ているところ、違うところなど）。</b>
パク・ハのキャラクターの魅力は、すごく気さくでパワフルなところではないかと思います。個人的に魅力を感じたのは……一般的に、女性キャラクターは「キャンディ・キャンディ」のキャンディみたいなキャラクターが多いですよね。つらくても泣かない感じの……。でも、パク・ハはお姉さんのセナと争うときも、自分が言いたいことをちゃんと言うんです。ビンタをされて視聴者と一緒に泣いたりするより、お返しにビンタをお見舞いする、そんなところが痛快です。それから一見、強そうですが、（朝鮮時代からやってきた）4人組の面倒もみてあげます。私だったら追い出しちゃうと思いますが、パク・ハにはそんな優しい部分もあるのが魅力ですね。私と違うのは明るいところ（笑）？これまで演じてきたキャラクターは清楚でおとなしい役がほとんどだったので、みなさんが私をそういうイメージで見てくださいます。実は私、すごくパク・ハに似たところが多いんですよ。イ・ガクをしょっちゅう殴るところはちょっと違いますけど（笑）。
<b>－パク・ユチョンさんとの共演はいかがでしたか。</b>
ユチョンさんだけではなく、男性4人に囲まれて演技する機会は多くないですよね？私はうれしかったです（笑）。彼らのほうが年下ですが、いろいろと面倒を見てくれたし、みんなのおかげでたくさん笑えました。ユチョンさんは歌手からスタートした方なので先入観を持ってしまっていましたが、今ではそれを申し訳なく思うほどです。私よりも多くの撮影をこなして疲れているのに、逆に私を励ましてくれました。撮影中にいちばん驚いたのは、ユチョンさんと演技の呼吸がピッタリ合ったことでした。
<b>－ユチョンさんとの共演で、印象的だったエピソードがあれば教えてください。</b>
笑いながら撮ったシーンが多かったのですが、なかでも屋根部屋で生クリームと一緒に焼酎を飲むシーンが記憶に残っています。いろんな人から「本当においしいの？」と聞かれましたが、実際は焼酎ではなくてお水を飲んでいたので、すごく甘かったです。撮影のためにずっとクリームを食べ続けていましたし。あのシーンを通して、私とユチョンさん、そしてパク・ハとイ・ガクが本当に仲良くなりました。私が溺れてユチョンさんが助けてくれるというシーンもありましたが、やっぱりそうした苦労したシーンが記憶に残っていますね。
<b>－朝鮮時代からやってきた世子と臣下3人組（チョン・ソグォン、イ・ミノ、チェ・ウシク）に怒ったり、生活について教えたりするシーンが視聴者の笑いを誘っていますが、演じていて思わず笑ってしまったり、NGが出ることも多かったのではないでしょうか。</b>
4人組は朝鮮時代からタイムスリップしてきた人々を大マジメに演じていて、私はあきれている様子を見せなければなりません。リアルに演じなきゃいけないのに、状況がおもしろすぎて笑ってしまうので、最初は撮影がちょっと大変でしたね。NGがたくさん出ました。撮影が始まった直後からほとんど家に帰れませんでした。
<b>－悪役を担ったイ・テソンさん、チョン・ユミさんとのエピソードがあれば教えてください。撮影現場ではどんな雰囲気だったのでしょうか。</b>
ユミさんは明るくていい子で、NGが出たら笑うところがかわいいんです。共演者と呼吸を合わせるには、相手の台詞を聞いて配慮することが大事ですが、2人ともリアクションが上手で、私がラクに演じられるようにしてくれました。テソンさんは少年のような性格なんですが、そんな人が皮肉にも悪人を演じているのがおもしろかったです。現場の雰囲気は当時、写真もたくさんアップしていたので、みんなから楽しそうだといわれましたが、体力的にはつらかったです。それでもみんな同年代なので、一緒にピクニックをしているような気分でお弁当を食べたりもしました。学校の同級生みたいに、卒業するのが寂しくなるような雰囲気で、本当に楽しかったです。
<b>－ドラマのように、自宅に突然、時代劇俳優のような男性が4人やってきたら……？ハン・ジミンさんなら、まずどうしますか。</b>
親切にしなきゃ（笑）。先ほどパク・ハは優しいとお話ししましたが、警察を呼んだっていいのに、4人が「おなかがすいた」と言うとご飯まで作ってあげるでしょう？そんなところが本当に優しいと思います。実際の私なら、通報するかもしれません（笑）。
<b>－作品から離れた質問になりますが、ハン・ジミンさんが好きなソウルのスポット（おすすめのカフェや場所）などがあれば教えてください。</b>
ソウルは都会ですが、遺跡もまだ多く残っています。日本には、韓国の時代劇がお好きな方もいらっしゃいますよね。「屋根部屋のプリンス」の撮影地である景福宮、昌徳宮、徳寿宮も韓国の美しさが感じられるところです。季節によって違う顔を見せる韓国の山もおすすめです。
<b>－昨年11月に日本で初めてファンミーティングも行い、大盛況でしたが…ファンミーティングで日本のファンとお会いしていかがでしたか。オムライスを作ったり、歌を披露したりと盛りだくさんの内容でしたが、準備が大変だったのではないでしょうか。</b>
初めてのファンミーティングだったので、ファンの方々とご一緒することにプレッシャーを感じていたんです。時間を作ってわざわざ来てくださるのだから、いい思い出を作ってさしあげないと…というプレッシャーがあって、今までなかなかファンミーティングができませんでした。でも、私に会いに来てくださったのだと思うと、とてもありがたかったです。歌もすごく下手だったし、オムライスもおいしく作れなかったのですが、皆さんがとても喜んでくれて私のほうが幸せになりました。
<b>－最後に「屋根部屋のプリンス」の見どころと、日本のファンにメッセージをお願いします。</b>
「屋根部屋のプリンス」でパク・ハ役を演じたハン・ジミンです。「屋根部屋のプリンス」は笑いながら見ることのできるドラマで、悲しいラブストーリーや復讐の話も出てきます。いろいろな魅力があって、おもしろくて心に残るドラマだと思います。応援してくださった皆様に感謝しています。そして、これからご覧になる皆様もどうぞご期待ください。
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