【ソウル聯合ニュース】韓国の主要放送局や金融機関のコンピューターサーバーが一斉にダウンした事件が発生してから3日目の22日、政府などの合同対応チームは不正プログラムの侵入経路について調査を続けている。
 ハッキングされたサーバーにアクセス記録が残っている複数のIPアドレスを確保し分析作業を進めているが、これらのIPアドレスがハッキングに利用されたかどうかは明らかになっていない。サーバーから検出された不正プログラムの分析作業も行われている。
 放送通信委員会の関係者は「ハッキングされたサーバーから検出された不正プログラムの分析、侵入経路などを調べている。さまざまな可能性を念頭に置いて、実態把握に努めている」と述べた。
 合同対応チームは、今回の事件を「ハッキングによる不正プログラムの流布」と暫定的に結論付けている。

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