【台北聯合ニュース】サムスン電子の未公開の新型携帯電話情報を流出させた台湾の協力会社元社員に対し、現地裁判所が実刑判決を言い渡した。
 台湾・新竹地裁は25日、携帯電話のテスト専門業者に勤めていた男に対し懲役6月の判決を宣告した。聯合報など現地メディアが26日、報じた。
 同地裁関係者は企業秘密を漏えいしたことによる業務妨害罪を適用したと伝えた。
 男は昨年4月、勤務中に自身の携帯電話で当時発売前だったサムスンのスマートフォン(多機能携帯電話)「ギャラクシーS3」の外観を4枚撮影し、交流サイト「フェイスブック」に掲載した疑いが持たれた。
 同地裁は今月初め、男の元勤務先のテスト業者が男を相手に起こした民事訴訟で250万台湾ドル(約790万円)の賠償を命じている。 

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