国内プロサッカー・Kリーグで采配を振る監督らが、「韓国サッカーが世界と世界と肩を並べるには、課題が山積している」と苦言を呈した。
 全羅北道現代のチェ・ガンヒ監督は5日、Kリーグの集客も大切だが、根本的な問題が解決されない限りサッカーブームは終わってしまうと懸念を示した。最大の問題は、少年サッカーとプロサッカーの水準が先進国に比べ非常に低いことだとしている。個人の技術は代表チームで開発できるものではなく、少年サッカーやKリーグで解決すべきだとの見解だ。またチェ監督は、「選手の体力だけを頼りにしていては、代表チームには限界がある」と指摘、韓国は体力と組織力を強調してきたが、もはや世界大会では通用しないと述べた。

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 蔚山現代のキム・ジョンナム監督も、Kリーグの基盤を固めなければならないと力説した。韓国が6大会連続でサッカー・ワールドカップ(W杯)本選に進出したのは「国内プロサッカーの発展があったから」とした上で、3部リーグまでありチームの入れ替えもある他国に比べ、Kリーグの基盤はいまだまともに構築されていないと批判した。世界サッカーの高い壁を乗り越えるためには、何よりKリーグへの関心を高めるべきだと強調し、「国民が声援を送るKリーグを作るべき。声援があってこそ選手も発展できる」と述べた。

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