あなたは、彼らが『平和の時代』という映画に出演していたことをご存知だろうか?
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解散した人気グループ H.O.T.(エイチ・オー・ティー)が主演した映画『平和の時代』のポスターが、最近、ウェブ上によく登場している。左の写真は、 H.O.T.が去る2000年に撮った3D立体映画『平和の時代』のポスターと場面写真。
このポスターが掲示板にアップされた時、多くのネティズン(ネットユーザー)が、「H.O.T.って映画も撮ってたの?」と首を傾げた。知識検索にも、「H.O.T.が映画を撮っていたと聞きましたが、どんな映画ですか?」「H.O.Tの映画『平和の時代』はいつ公開されたの?」「H.O.T.が映画を撮っていたのって本当?」などなど、映画『平和の時代』に対する関心が寄せられている。
もちろんH.O.T.のファンは、 H.O.T.主演映画『平和の時代』をはっきりと覚えているだろうが、興行成績が芳しくなかったせいか、ほとんどのネティズンは「H.O.T.が映画に出演した」という事実さえ覚えていない。
検索の結果、映画『平和の時代』は、在日韓国人のローレンス・リーが演出し、当時、10代のアイドルだったグループH.O.T.が主演したデジタル3D映画。上映時間はたったの25分であるにもかかわらず、制作費はなんと70億ウォン(約7億円)も投じられた大作。 韓日合作映画として制作され、H.O.T.のメンバーたちが西暦2020年の地球連邦サッカー代表選手たちに変身、銀河系のワールドカップ“ギャラクシーカップ”をめぐってサッカー試合を行い、優勝するというストーリーだ。
2000年当時、『平和の時代』が公開された頃、いくつかのメディアでは「最高の人気グループH.O.T.の映画が公開される」と、大々的に報じられていた。
東亜日報は「上映時間25分なのに、入場料は一般の映画と同じ6,000ウォン(当時)。10代のアイドルH.O.T.のメンバーを主人公としたデジタル3Dアニメーション、韓日合作映画『平和の時代』が、新しい興行神話に挑戦する」と報じ、スポーツTODAYは、「H.O.T.メンバーたちは、難易度の高いシュートとリアルな空中ジャンプシーンのため、ダイエットでウェイトコントロールするという熱意を見せ、自ら映画のテーマ曲を選曲、メンバーのムン・ヒジュンとカンタが作曲した曲も挿入された」と伝えている。
しかし、映画が公開される前から「演技力よりスターのネームバリューを狙っている」「30分にもならない上映時間に比べ、入場料が高すぎる」という非難も多かったという。
あれから数年が経った現在。ネティズンはH.O.T.の映画『平和の時代』をどう覚えているのだろうか。
ポータルサイトのネイバーで“goshe1010”さんは、「高2の時、大邱(テグ)のマンギョングァン(映画館名)で見たんだけど、雨なのに学生たちがものすごく多かった。数十分の映画なのに、何であの時はあんなにも嬉しかったのか、歓声まであげながら見てました。まるで映画じゃなくて、何かのコンサートに来たような感じでした」と回想。しかし、「今考えると、お金がちょっともったいない」ともコメントしている。
自称「トニー・アンのファン」“tonypooh”さんもまた、「ファンとして、とてもがっかりさせられた作品」。「『平和の時代』を、お金を出して見た30万人の中の一人でした。本当に、劇場に入る時もこれはまずいぞと思っていましたが、終わってからは“あ~、何でこんなモノ作ったんだ!”と泣き叫びました」。
この他にも「ダナを“姫”と呼んでいたカンタの姿がぼんやりと浮かびます。ああ~、忘れたい!せめてビデオになっていないのが幸い」「上映時間が30分にもならない映画を6,000ウォンも出して見たなんて…」などなど、「映画『平和の時代』にはがっかりした」という書き込みが主流となっている。
しかし、映画『平和の時代』を見たいというネティズンも多い。ネイバーの“love5463”さんをはじめとする多くのネティズンが、「H.O.T.の出演映画『平和の時代』を見たいんだけど、どうしたら見れますか」と、掲示板に書き込んでいるのだ。それだけH.O.T.が多くの人々から愛されたグループだということを確認できる事実である。
DCニュースは「去る1996年のデビュー以来、アイドルスターの歴史をリードしてきたH.O.T.の劇場公開作が、インターネットで紹介され、多くのネティズンたちの思い出を呼び起こしている」と報じている。
Copyrightsⓒdkbnews & etimes Syndicate & wowkorea.jp
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