実質国内総所得は貿易条件の改善で、1.0%増加した。
1~3月期の成長率は韓国銀行(中央銀行)の金仲秀(キム・ジュンス)総裁が見込んだ予想値(0.8%)を上回った。民間消費の低迷にもかかわらず、建設および設備投資と輸出が好調を維持したためとみられる。
民間消費は耐久財と準耐久財などが減り、前期比で0.3%減少した。しかし、建設投資は住居用建物建設と土木建設を中心に2.5%増加した。
設備投資も3.0%増となった。機械類と運送装備部門が増え、減少傾向から増加傾向に転じた。
輸出は石油化学製品を中心に好調を示し、3.2%増となった。輸入も電機機械や石油化学製品などが増え、2.5%増を記録した。
経済活動別では農林漁業が減少したが、製造業、建設業、サービス業は増加した。
1~3月期は市場の予想を上回る成長率を記録したが、円安影響などで4~6月期にも好調が維持されるかは未知数だ。
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