多額の借金があることを告白したチャン・ユンジョン「何があっても私の家族」

韓国トロット歌手のチャン・ユンジョンが21日、SBS「ヒーリングキャンプ」に出演し、多額の借金や両親の離婚、ト・ギョンワンアナウンサーとの結婚などについて赤裸々に告白した。

チャン・ユンジョン の最新ニュースまとめ

　チャン・ユンジョンは、億台の借金を抱えているという報道について「事実です」とし、「両輪の離婚訴訟が進む中、借金の事実を知ることになりました。私の名義になっているものを整理し、銀行で確認した結果、多額の借金があることを知りました」と吐露。

　普段は”イベントの女王”と呼ばれ、高い人気を誇ってきた彼女は、最近になってこのような事実が報道され、大きな波紋を呼んでいた。

　この日の放送でチャン・ユンジョンは、普段は全ての財産管理を両親に任せていたと言い、自身は借金に関して全く関与していないことを告白。彼女は「家族が私に対して申し訳ない気持ちになると思い、自分のお金だとは考えないようにしていた。それで、合間に確認することは一度もなかったため、私がどれくらい稼いでいかも知らなかった」と話した。

　また「厳しかった時代には、”生計型の遺産家族”としてばらばらに暮らした時期があった」とし「私が稼ぐようになってから、家族が集まって暮らすようになったため、頑張ってお金を稼ごうと努力していた」と話すチャン・ユンジョンは、お金の管理を家族に任せていたという。

　ひたすら家族のために稼ぎ、それ以外は何も考えていなかったというチャン・ユンジョン。だからこそ、家族が残した借金を知ったときのショックは計り知れないものだった。

　チャン・ユンジョンは「銀行で周りに大勢の人がいる中でも、あまりにショックと驚きが大きく、思わず泣いてしまった」とし「もう預金がない、ということまではある程度予想していたが、借金までは考えてもいなかった。驚きのあまり涙が出てきた」と同時の心境を伝えた。

　それでも「何があっても、全ては私に起きたことであり、私の家族に変わりない」と話すチャン・ユンジョンは「これまでの10年間という時間は悔しいものであり、恨んでもいる。しかし、私には関係ないと考えて全て任せていたことであるため、これから頑張って働けば、またお金を貯めることができると思う」とし、「リセットする」と力強く話した。

　また「気持ちが沈み、『胸が痛い』ということが、どんなものなのかを知った」とし「このままだと病気になってしまう、と思うくらいつらかった。感情をどのように保って良いのかわからなかった」と語り、当時の状況を落ち着いて話したチャン・ユンジョン。

　現在、両親は離婚訴訟中だ。父親は脳梗塞で倒れてから全身麻痺の状態であり、彼女は「かなり厳しい状況」と説明した。

　チャン・ユンジョンは「金銭的な理由から父が倒れてしまい、この問題で離婚に発展したと報道されているが、父親は先に倒れ、その後に離婚訴訟が始まった。これを整理する中で、金銭的な状態を知った」としお金のために両親が離婚したのではない、と報道内容を否定した。

　この日の放送では、来る6月に結婚することを発表したト・ギョンワンKBSアナウンサーとのストーリーにも触れた。自身が置かれ状況を交際する前にト・ギョンワンへ打ち明けていたという。これらすべての話を聞いたト・ギョンワンは「それらの出来事は、あなたのせいではない」と話し、一緒に泣いてくれたという。

　チャン・ユンジョンは「ト・ギョンワンが毎晩、電話で本を読んでくれた。全て愛に関するストーリーだった」とし「ある瞬間、彼に染まっていったようだった」と互いの気持ちを通い合わせた過程を告白した。

　なお、チャン・ユンジョンとト・ギョンワンは去る8日に婚姻届を提出。挙式は来月28日に開かれる予定だ。