「FTISLAND」イ・ホンギ(オフィシャル写真)
「FTISLAND」イ・ホンギ(オフィシャル写真)
6月7日(金)より公開される最新映画「フェニックス~約束の歌~」のプロモーションで来日したイ・ホンギ(23)が、去る5月15日都内にて約100人の報道陣を前に記者会見を行った。韓国の人気ロックバンド「FTISLAND」として100回以上来日しているイ・ホンギだが、映画俳優としての来日は今回が初めてということで、少し緊張した様子で会見に登場した。

イ・ホンギ(FTISLAND) の最新ニュースまとめ

 映画初主演となる「フェニックス~約束の歌~」でイ・ホンギが演じるのは、自身と同じトップスターのチュンイ役。暴力事件を起こし、ホスピスで社会奉仕をすることとなり、そこで出会う死と直面する患者たちとの交流を通して成長していく様子を演じている。

 記者から余命宣告を受けたら何がしたいかという質問を受け、「最後の日が決まっているのならホスピスには行かず、今までに時間がなくてやりたかったけどやれなかったことをやりたい。世界一周とか!」と応えた。そして、「死ぬまでに絶対やってみたいって思うことってあるじゃないですか、銀行強盗とか!」とお茶目な発言で記者たちを笑わせた。

 また、日本公開版のみに流れるエンディング曲、「FTISLAND」の「オレンジ色の空」は、イ・ホンギが作詞、作曲を手掛けている。これは既に決まっていた曲に違和感をおぼえたイ・ホンギが、自分の曲を使うように提案し、映画のテーマに合うように歌詞を書き換えたというエピソードを披露し、作品への強い思い入れを明かした。

 最後に、「この映画は心温まり、また自分の人生を振り返るきっかけになる作品です。笑いのツボもたくさんあるので、ヒーリング効果、癒し効果を味わって欲しい。是非、期待して下さい」と初主演映画を大きな自信を持ってアピールした。

 「フェニックス~約束の歌~」は、誰もが経験する“死”を前にして、残していく者と残されていく者それぞれの交錯する思いを描き、限りある命の中で精一杯生きることの喜びと大切さを教えてくれる爽やかな感動作。6月7日(金)より、TOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて全国ロードショーとなる。

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