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日本中を席巻し韓国映画ブームの礎を築いたあの「シュリ」から14年。韓国スパイアクションはさらなる進化を遂げ、衝撃とともに日本に上陸する。韓国で1月29日に公開されるや、緻密に仕立てられたプロット、強烈で緊迫したアクション、破滅的なロマンスが話題を呼び、“映画史上最高の完成度”との評価を受け、現在700万人以上を動員した「ベルリンファイル」がいよいよ7月13日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほかにて公開する。

韓国映画「ベルリンファイル」のキャスト、公開日、あらすじ

 先行公開されたアメリカで好評を受けているが、日本でもその評価は飛び火。各界で高評価を得ている。そして、北朝鮮のいまを描いた物語に軍事評論家、小説家などが絶賛。早くも多くのコメントが届いた。

 ベルリンの高級ホテルでの武器取引を絵に汗握るオープニングシーンから、観る者を一気に引き込むストーリー展開。新型ミサイルの輸出を目論む北朝鮮と、ハイテクを駆使してその動きをマークする韓国。監視、盗聴、尾行はは当たり前の両陣営の息詰まるスパイ戦を発端に、アメリカ、イスラエル、アラブ組織が絡んでくる先読みをさせないプロットが、韓国はもちろんのこと、アメリカでも大評判となった本作。しかも、金正日の隠し資産、北朝鮮との各国の繋がり、旧体制から金正恩政権への変貌など、いま、注目を受ける北朝鮮の動向をすでに描いており話題となっている。そして早くも、そのリアリティ溢れる物語は、著名人、文化人そして、その分野の専門家でもある軍事評論家からも高評価を得ている。これからも、さらに評判は広がっていく勢いだ。

■天木直人さん(元駐レバノン特命全権大使、作家)
これは間違いなく第一級のスパイ映画でありアクション映画だ。何よりも、第一級の悲恋映画である。

■小川和久さん(軍事アナリスト)
男女の愛憎と渦巻く謀略。血の通った人間を通して朝鮮半島の「今」を活写した秀作。面白い。見て損はない。

■木村元彦さん(ジャーナリスト)
南北分断の諜報戦が行なわれるは、かつて東西冷戦の象徴,今は統一ドイツのショーウインドウ、舞台にして不足無し。リュ・スンワン、ベルリンを見事に仕切った。

■佐藤優さん(作家・元外務省主任分析官)
北朝鮮のスパイ一人一人の心理に踏み込んでいるところが凄い。また、イスラエルを守るためならば平気で北朝鮮と汚い取引をするモサドの工作員が面白い。国際インテリジェンス戦争の現在(いま)を伝える最高傑作。

■菅沼光弘さん(元公安調査庁調査第2部長)
金正恩への政権交代に伴う過酷な権力闘争に葛藤、その中で義と情に苦しむ北朝鮮秘密工作員の命運に現実を見た。

■田岡俊次さん(軍事ジャーナリスト)
北朝鮮の武器輸出や秘密資金の利権争い、外交官亡命など主題は現実での南北情報機関の謀略合戦は凄味がある。

■手嶋龍一さん(外交ジャーナリスト・作家)
「寒い国から帰ってきたスパイ」で描かれた諜報戦(ルビ・インテリジェンス・ウォー)が鮮やかに蘇った。かつての冷戦都市ベルリンはいまも各国諜報員が暗躍する主戦場だ。

■テレンス・リーさん(危機管理コーディネーター)
これは現実だ。日本の隣国である分断国家が世界を舞台に繰り広げる暗闘。我々も刮目しなければならない!

■貫井徳郎さん(小説家)
スパイ、亡命、裏切り。嘘ばかりの世界で、信じられるのがまさかあの人とは。すごく面白かった!

■辺真一さん(コリア・レポート編集長)
異国のベルリンでも対立、対峙とは!あまりにも悲しく、哀れだ。朝鮮半島の悲劇はいつ終わるのだろうか!? 
(五十音順)

 また、本作でハリウッドでも評価され、“次の舞台はハリウッドになるだろう”とまで言われている、監督のリュ・スンワンの来日も6月中旬に決定。作品のキャンペーンのための来日は「クライング・フィスト」以来7年ぶりの来日となる。



『ベルリンファイル』
■監督・脚本:リュ・スンワン
■キャスト:ハ・ジョンウハン・ソッキュチョン・ジヒョンリュ・スンボム
■公開表記:7月13日(土)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
■配給:CJ Entertainment Japan
■クレジット:(C) 2013 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved

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