「SISTAR」
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BEAST」、「SISTAR」、「JYJ」キム・ジュンス、「2NE1」、「AFTERSCHOOL」、「INFINITE」…6~7月カムバックのアイドルスターたち。

BEAST の最新ニュースまとめ

 ことしの上半期の歌謡界は“歌王”チョ・ヨンンピルのシンドローム、ワールドスターとなったPSY(サイ)のグローバルなカムバック、オーディション出身ロイ・キムの善戦でアイドルグループの活躍が停滞していたのが事実だ。一世代アイドルグループ「SHINHWA(シンファ/神話)」や「Fin.K.L(ピンクル)」出身のイ・ヒョリ、先月「名前は何ですか」で音源チャートを席巻した「4Minute」だけが目につく成果を出した。

 今夏、有名アイドルグループが大挙カムバックし、以前のような“アイドル全盛時代”を作り上げられるのか注目が集まる。

■「BEAST」、「SISTAR」、キム・ジュンスら10以上のグループが“出撃予告”=今夏活動を再開(開始)するグループだけでも10以上存在する。先頭を切ったのは、去る3日に1stアルバムを発表した新人グループ「EXO」と4日に5作品目のミニアルバム「SEXY BEAT」で1年半ぶりにカムバックした「MBLAQ」だ。

 「EXO」の所属事務所SMエンタテインメントは「1stアルバム『XOXO(Kiss&Hug)』の初回注文数だけでも29万9280枚を記録。これはトップ歌手でも成し遂げることが難しい驚くべき数量」と明らかにした。

 6月11日と13日にはガールズグループ「SISTAR」と「AFTERSCHOOL」がそれぞれ2thアルバムと6thシングルを引っさげ、帰って来る。可愛いらしさを前面に押し出す他のガールズグループとは異なり、セクシーでパワフルなステージを見せてきた2グループの真っ向勝負に期待が集まる。

 「SISTAR」の2ndタイトル曲「Give it to me」は昨年「Loving U」を手掛けた作曲チーム「異端サイドキック」による、「AFTERSCHOOL」のシングルタイトル曲「初恋」は2009年に彼女らのヒット曲「君のために」を制作した勇敢な兄弟による楽曲となる。

 「Push Push」、「So Cool」、「Alone」などのヒット曲を誇る「SISTAR」は、いままで見せてきた“健康セクシー美”コンセプトに訴えかける力強いボーカルを加え、音源チャートの強者としての面目を継続していく計画だ。

 「2NE1」も今月か来月初めには、CLのソロ活動終了次第、カムバックを果たす。レコーディングなども終わった状況だという。CLは最近のインタビューで、「昨年、『2NE1』の『I LOVE YOU』を公開して以降、別のアルバムが予定されていたがタイミングが合わなかった」とし、「今回は本当に“2NE1らしい”すっきりとした音楽でお会いしたい」と紹介している。

 「JYJ」キム・ジュンスとグループ「BEAST」は7月に、ソロ2ndアルバムとニューアルバムをそれぞれ発表する。キム・ジュンスの所属事務所C-JeSエンターテインメントは「ダンスとバラードを可能としたボーカル力で多様なジャンルに挑戦する」とし、「さまざまな作曲家から曲をいただいている。夏にふさわしい大衆的なメロディーで勝負する」と説明した。

 グループ「BEAST」は先月、ニューアルバムの最初のタイトル曲であるバラード「大丈夫かい?」を発表したのを皮切りに、7月のカムバックまで多様なイベントを繰り広げる。他にも、7月の韓国国内カムバックに続き、8月にワールドツアーを計画中の「INFINITE」、3thアルバムを準備中のIU(アイユー)らが控えている。

■し烈な競争…差別化で勝負の賭け=このように大型アイドルたちが続々カムバックを控えているが、ことし上半期の歌謡界でアイドルグループの位置づけはそれほど広くはなかった。“アイドル万能時代”に対する懐疑的な声が高まりながら、多様なジャンルの音楽に関心が傾いたためだ。

 そのため、アイドル歌手たちもし烈な競争から生き残ろうと、歌・パフォーマンス・プロモーションなどあらゆる側面で以前との差別化をはかることで、勝負の賭けに出ている。ガールズグループ「SISTAR」は映画「ムーラン・ルージュ」を連想させるステージを、「AFTERSCHOOL」は“ポールダンス”を駆使したパフォーマンスを武器に、それぞれの魅力を発散する。

 「SISTAR」の所属事務所スターシップエンターテインメント関係者は「K-POP史上初の巨大セット場で、ミュージカルを連想させるミュージックビデオ(MV)を撮影した」とし、「20人のダンサーと共に舞台前に歩き出す群舞、椅子と杖でポイントを与えた振り付けなどショーのような見どころを提供する」と伝えた。

 「BEAST」はニューアルバムのカムバックステージを音楽番組ではなく、公演会場で行うプロモーションを企画した。彼らは今月15日、7千人規模の大型ファンミーティングを開き、既に公開された新曲「大丈夫かい?」などのステージを披露する。続けて7月20~21日、オリンピック公園体操競技場にて4回目となる単独コンサートを行い、ニューアルバムの収録曲をライブで初お披露目する予定だ。

 「BEAST」の所属事務所キューブエンターテインメント関係者は「1年を待っていたファンのため、カムバックを“味見”で見せるステージを計画した」とし、「ステージを通して“ティーザーマーケティング”をすることがよい、と判断した」と説明した。

 直接楽曲を手掛け、アーティスト的な側面を出し差別化をはかるアイドルもいる。「BEAST」ヨン・ジュンヒョンと「JYJ」キム・ジュンスだ。「BEAST」はニューアルバムにメンバーのヨン・ジュンヒョンが作詞作曲した「大丈夫かい?」など、多数の自作曲を含ませた。キム・ジュンスも2ndアルバムに自作曲を収録する計画だ。

 C-JeSエンターテインメント関係者は「時代のトレンドを出す“完成型アイドル”を目指し、アルバムに固執した」とし、「キム・ジュンスが選曲作業などプロデュースに参加し、それを活用したコンテンツ広報を考えている」と紹介した。

 この他にも、有名ジュエリーブランドとのコラボレーションで意外な分野での才能を見せたり(2NE1)、自主的にシチュエーションコメディ映像を制作しオンラインで広報するなど(HISTORY)、さまざまな方法も登場している。

 キューブエンターテインメントのアン・ヒョジンチーム長は「音楽市場のトレンドは回っている」とし、「“伝説”たちの帰還がある時、アイドルの躍進が成功すれば『4Minute』のようにむしろ注目を浴びることもある。アイドル市場の中で変化を試みるならば、その結果は大衆が判断すること」と語った。

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