展示会場を見学する朴大統領(右)=19日、ソウル(聯合ニュース)
展示会場を見学する朴大統領(右)=19日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】今年で19回目を迎える韓国最大の図書展示会「ソウル国際図書展」が19日、ソウル・三成洞のCOEXで開幕した。「本、人そして未来」をテーマに23日まで開催される。今年は過去最多となる610社(25カ国)の出版社が参加し、835のブースを運営する。
 開幕式には朴槿恵(パク・クンヘ)大統領や文化体育観光部の劉震竜(ユ・ジンリョン)長官、国内外の出版業界関係者ら100人余りが出席した。
 朴大統領は祝辞で「新政権は韓国出版産業が国の未来により重要な一翼を担えるよう、関心と支援を惜しまない」と述べた。また、政府の主要政策「創造経済」と「文化隆盛」を実現する上でも、本は重要なインフラだと強調した。創造経済は科学技術とICT(情報通信技術)、文化などを融合させて新産業の創出を目指す政策だ。
 今年の図書展では図書の展示のほか、朝鮮王朝時代の活字本特別展などさまざまな付帯イベントと特別展が開催される。今年の主賓国となるインドも自国の文化を紹介する多彩なイベントを行う。

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