キム・ヨナ=20日、ソウル(聯合ニュース)
キム・ヨナ=20日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のフィギュアスケート選手、キム・ヨナが20日、名曲「イマジン」を使った新たなエキシビション演目について、「メッセージを伝えることに重点を置いた」と説明した。
 21~23日にソウル・オリンピック公園体操競技場の特設リンクで開催されるアイスショー「サムスンギャラクシー★スマートエアコン・オールザットスケート2013」に先立ち、同会場で記者会見した。この新プログラムは今回が初披露となる。
 キムが選んだ「イマジン」は、ジョン・レノンの名曲をカナダの人気歌手アヴリル・ラヴィーンがカバーしたもの。美しいメロディーに平和へのメッセージが込められている。キムが2014年のソチ冬季五輪で現役最後の演技を終えた後、世界中のファンの前で披露する演目となる予定で、公開前から大きな期待を集めている。
 曲の選択には時間がかかったという。意見がまとまらない中、シニア大会にデビューして間もないころ、振付師のデヴィッド・ウィルソン氏が「イマジン」を薦めてくれたことを思い出した。ためしに聞いてみると、曲に込められたメッセージが良かった。キムは「しっとりした曲のため、単調になるのではないかとも心配したが、メッセージを伝える振り付けにすることで気に入ったプログラムに仕上がった」と満足そうな表情を浮かべた。
 今回のアイスショーが初披露とあって、やや緊張気味だが、「これまでお見せしてきたパフォーマンス中心のプログラムに比べると、メッセージを伝えることにより集中するつもりだ。耳慣れた曲なだけに、気に入ってもらえれるとうれしい」と語った。
 アイスショーは、昨李フリーの「レ・ミゼラブル」を中心にした構成だ。キムは韓国でまた「レ・ミゼラブル」を演じられることを喜びながら、「アイスショートはいえ、大勢のファンの前なのでしっかり滑りたいというプレッシャーもある。楽しむ気持ちで演技にすべて出し切りたい」と意気込みを見せた。
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