SISTAR
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夏という季節を反映しているのだろうか。最近、アルバムを発表して活動するガールズグループの衣装が「あまりに刺激的だ」との批判が相次いでいる。

SISTAR の最新ニュースまとめ

 視線を釘付けにするのは衣装とダンスだけなのか。ポールをつかみながらのセクシーなパフォーマンスを披露し、ミュージカルステージのような華麗な衣装。まるで下着のような刺激的な見た目、ノースリーブにパンツ姿でベッドやソファーに座り、妙な雰囲気を作り出している。

 女性歌手たちの衣装がどんどん短く、そして振り付けはさらに扇情的になっているのだ。

 夏は昔からダンス曲がヒットする季節とされている。シーズンに合わせてニューアルバムを発表するガールズグループと女性歌手が露出競争を繰り広げている。

 タイトルから露骨な「私の足を見て」をリリースした「Dal★shabet」は、ラップスカートを使ってセクシーさを強調し、新曲「女性大統領」を発表した「Girl’s Day」は曲のタイトルとは全く似つかないショーケースを野外プールで開催した。

 年間、多くのチームが歌謡界に登場するガールズグループは、生き残るためには少しでも目立たなければならないと生存戦略を分析しているようだ。

 「SISTAR」のヒョリンは「最も大衆的でありながらも、私たちが披露してきたパワフルでエネルギーあふれる姿と私たちがいつも皆さんにお見せしたいと思っているのはパフォーマンス中心のステージです」と語る。

 しかし、露出競争が話題になることで作詞作曲など様々な方面で才能を開花させようとした努力は、評価を受けられずにいることも事実だ。

 大衆音楽評論家のイ・デファ氏は「最近、ガールズグループやアイドルたちが自作曲もたくさん発表し、音楽的に成長しようと努力しているようだが、その一方でビジュアルが与える衝撃だけでチームが維持されるというのは、長い目で見ると未来がない戦略」と警笛を鳴らす。

 韓流スターとして、海外のファンの前にも登場する彼女たちを柔軟に見守ろうとする視線もあるが、音楽性に支えられない扇情性は、むしろ歌手としての生命を短縮してしまう恐れがあるという点も、肝に銘じなければならない。

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