美術館をコンセプトにした新大使館の内部=26日、東京(聯合ニュース)
美術館をコンセプトにした新大使館の内部=26日、東京(聯合ニュース)
【東京聯合ニュース】建て替えが進められていた在日韓国大使館の工事が完了し、26日から業務が始まった。
 新大使館は旧大使館があった東京・南麻布の敷地に建てられた。3年にわたる工事期間中は大使館の機能を東京・四谷の韓国文化院内に臨時移転していた。
 韓国政府は約8000万ドル(約78億円)を投入し、大使館(延べ面積1万4711平方メートル)と大使公邸(同2800平方メートル)を新築した。
 館内には大使館の足跡をたどる歴史資料館もある。韓国初の近代的な常駐公館だった在日朝鮮公使館から現在の大使館に至るまでの歴史を垣間見ることができる資料が展示されている。
 このほか、韓国の有名な現代美術画家らが寄贈した絵画や写真、彫刻など21点が大使館と大使公邸に設置された。
 一方、ビザ発給などの業務を行う領事課は従来と同様に近隣の韓国中央会館(在日本大韓民国民団)の建物で業務を続ける。

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