米運輸安全委員会(NTSB)が、フライトレコーダー(飛行記録装置)の解析内容を韓国側に知らせた。国土交通部によると、衝突3秒前の事故機の速度は103ノット(191キロ)で、エンジン出力は50%から増加中だった。
これに関し航空専門家は、「速度が低下すれば揚力が減少し、揚力が重力より小さければ重さのために飛行機が墜落することになる」と話している。
国土交通部は現地に調査団を派遣し、NTSBと合同で、パイロット4人と米国の管制官らに対し聞き取り調査を実施した。調査活動はこのほか、運航、エンジン、機体、フライトレコーダーなどに対しても行われる。フライトレコーダーの解析に関しては、国土交通部の航空・鉄道事故調査委員会の調査官とアシアナ航空の専門家が9日午前に韓国を出発し、現地に向かう予定だ。
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