ハ・ジョンウ
ハ・ジョンウ
韓国俳優ハ・ジョンウが、映画撮影のため丸刈りにした姿をマスコミの前で初披露した。

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 10日、ソウル市内で開かれた映画「ザ・テロライブ」の制作報告会で頭を丸刈りにした姿で登場したハ・ジョンウは「かつらを被ろうかと思ったが、あまりの蒸し暑さにこのままの姿で来た」と語った。

 彼の新たなヘアスタイルは、現在行っている時代劇映画のためだ。

 丸刈りにした姿とは対照的に、来る8月1日に公開される映画「ザ・テロライブ」では、アナウンサーの役柄で冷徹な面を披露し話題となっている。

 「ザ・テロライブ」は、アナウンサーのラジオニュース生放送中、テロ犯から脅迫電話がかけられ、麻浦大橋が爆破されたことでアナウンサーと犯人の通話内容がラジオで生放送される、というストーリーだ。

 劇中、ハ・ジョンウは”国民のアナウンサー”として人気を博していたが、ある出来事がきっかけでラジオ番組へと降格してしまうユン・ヨンファ役で登場している。

 彼は「久しぶりに標準語を使うんだな、と思いました」とし「これまで方言を使った役柄が多かったため、”ソウルの言葉”が懐かしく感じましたが、いざ撮影してみると、その量が多くて驚きました。そして、正しいことば使いをしなければならない、というプレッシャーが大きかったです」と語った。

 また「ニュースの生中継という雰囲気を伝えるため、既存のニュース速報資料を参考にしました」とし「三豊百貨店の崩壊事故が発生したときの、ソン・ソクヒ前アナウンサーのニュース速報を何度も見ました」と撮影準備を入念に行ったことを明かした。

 この映画は、ハ・ジョンウがこれまで出演してきた作品とは異なり、一人で主演を務めるという点も関心を集めている。

 これについて「ひとつの空間でのみ起こるストーリーであるため、観客が飽きてしまわないかと心配し、これに打ち勝ってどのように引っ張っていくかを悩みました」とし「演技の95%をひとつの空間に身を置いて、デスクの前に座りながら演じました。上半身と表情のディテール変化とは何があるのか、いろいろと考え、とても難しい演技でした」と振り返ったハ・ジョンウ。

 また「ひとつの空間ではあるが、この映画はとても早い速度で流れていきます。そのような緊張感にとても驚き、撮影を進行しながら、初めて台本を読んだときより新鮮さと面白味が倍になっていることを確信しました」と自信を見せた。

 この映画と同じ日に公開される「雪国列車」と2週前に公開される「ミスター・ゴー」など、大作と興業競争を繰り広げることについては「(興業は)簡単には予測できないだろう」と答えた。

 「『雪国列車』のポン・ジュノ監督は尊敬していて、好きな方なので、いつか作品を一緒にしてみたい監督。そして『ミスター・ゴー』のキム・ヨンファ監督は『国家代表』でタッグを組んで以降、親しくしており、(中央大学の)先輩であり兄のような存在。今回『ザ・テロラジオ』は私が単独で出演したため、損をしない範囲で、そしてこれまで努力してきたものを補償される範囲内で、全員が良い結果を得られれば良いですね」

 これまでの作品で、おいしそうに料理を食べるシーンで”ハ・ジョンウの食べっぷり”というシンドロームを起こした彼は、今回の映画でもそのようなシーンはあるのか、との質問に「残念ながらなかったです」とし「水をたくさん飲むシーンはあり、もともとはキムパブ(のり巻)とサンドウィッチを食べるシーンがあったのですが、映画が緊迫した状況になる中で、そのようなシーンは出てこなくなりました」と答えた。

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