SHINHWA の最新ニュースまとめ
開演前から広い会場を埋め尽くしたファンによるオレンジのペンライトの波が大きく揺れ、ステージ中央のスクリーンに始まりの映像が映し出されると、一斉に“シナサン(=SHINHWAを応援するおきまりの掛け声)”コールが響いた。ゴールドで飾られた黒いジャケットとパンツ姿で「Only One」を歌いながら登場。会場のボルテージは一気に最高潮となる中、続けて「Your Man」を披露。幕開けから総立ちでノリノリとなった。
リーダーのエリックは「今日は僕たちSHINHWAと一緒に楽しんでください!」と最高の笑顔を見せると、チョンジンは「皆さんに会えてうれしいです」とファン1人1人に語りかけるように場内を見渡した。アンディが「皆さん、叫べ~!」と今回準備してきたという日本語で盛り上げると、会場の屋根が吹き飛びそうな勢いのある大歓声が沸く中、「Sharing Forever」「Hey, Come on」を披露。「SHINHWA」ワールド全開となりオレンジペンライトの波をさらに大きく揺らした。
ここで今回のニューアルバムのメイキング映像へ。メンバーが相談しながら自分たちの手で丁寧に作り上げる真剣な姿の中に、時折メンバー同士じゃれ合う少年のような姿を見てファンも笑みを浮かべながら鑑賞。そうして作られたニューアルバムの中から「知り合いの男」と「New Me」を椅子に腰掛けながらしっとりと歌い、「SHINHWA」の大人の魅力に観客を酔わせた。
ヘソンが「こんなにたくさんの方に来ていただいて本当に幸せですし、すごくうれしいです」と感謝の気持ちを伝えた。ドンワンは得意の日本語で「僕たちがあまり日本に来られなくても応援をやめないでください。皆さんは僕たちのファンであることを忘れないでくださいね」と語りかけると、ファンは大きな歓声で応えて絆を確かめ合った。その状況を分からない他のメンバーのために韓国語で説明すると、チョンジンが「分かってるよ」即答し笑いを誘った。
「How do I say」を歌いながら中央の花道を通り客席真ん中のサブステージへ移動。続けて「愛の歌」もメンバー同士スキンシップを図ったりじゃれ合ったりしながらゆかいなダンスでメンバー自身はもちろんファンも楽しんだ。
メインステージに戻り、ミヌが「次の曲は皆さんも一緒に踊る時間です!今から練習しましょう」とダンスの一部分をファンに伝授。「Stay」をファンとともに歌って踊って大盛り上がりの中、“色々考えないで人生を楽しもう”という内容の歌「ウシャウシャ」に続き、場内の熱気はどんどん上昇した。
白を基調とした衣装に着替えて再び登場した6人が歌ったのは、この曲が売れなければ解散を命じられていたという「SHINHWA」にとってもファンにとっても格別な想いのこもった「T.O.P」。ファンもより大きな歓声と掛け声で盛り上がった。続く「Perfect Man」では会場全体でメンバーとともに大合唱。「Shooting Star」はロックverで披露し新たな魅力を見せた。
次に「Hurts」「そうだ」「Once In A Lifetime」と3曲を気持ちをこめて熱唱。ここで1998年のデビューから15年を振り返る映像が流れた。観客がこの日一番大きな拍手と大きな声で“シナサン”コールを届ける中、日本初披露となる最新曲「This Love」に続き「Venus」を披露。
ヘソンが「Say“Ho~” Say“HoHo”」とコールを促すだけで最後の挨拶を終了してしまい、すぐに観客から「え~っ」とツッこまれ「今すごくいい気分だから、みんなと一緒に叫びたかったんです」と説明。次のミヌもヘソンのマネをして笑いを誘った。すぐに日本語で「すみません(笑)皆さん1人1人ありがとうございます!」と感謝した。エリックは「あの…」と日本語を話し始めたが続きがうまく出てこず咄嗟に「Say“あ~の”」と叫ぶとファンもすぐに「あ~の」と応え、他のメンバーが「すごい!」「面白い!」と大喜び。「Brand New」を熱唱して一旦幕を閉じた。
すぐにアンコールを促す“シナサン”コールが響いた。ミヌが「アンコールはありません…冗談です」と舞台裏からアナウンスすると、ミヌが1人で登場。ファンサービス満点のミヌはこの日も連発している「皆さん、愛してるよ」の告白とともにミヌのソロで始まる「I Pray 4 U」を歌い始めると、残りの5人は列車のように連なって仲良く登場。「RUN」「YO」と続けてファンとともに歌って踊って完全燃焼。最後はいつもの決めゼリフ「ウリヌン シナ イムニダ(=僕たちはSHINHWAです)」をポーズと共に一緒に叫んで幕を閉じた。
メンバー自身が一番「SHINHWA」への愛が強いことが感じられる6人のステージ。時には少年っぽい姿、時にはドキッとするような大人の色気と多様な姿で観客を魅了した。「SHINHWA」がこれからさらに描き続ける“神話”に目が離せない。
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