【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)の金仲秀(キム・ジュンス)総裁は8日、政策金利据え置きを決めた金融通貨委員会の後に行われた記者懇談会で、米国の量的緩和縮小への対応について「過剰反応する必要はないが、しっかりと状況を観察しタイミングを逃さず対応する」と述べた。
 ただ、米国の量的緩和縮小と関連し、韓国がいつ利上げをするかには言及しなかった。専門家らは米国の量的緩和縮小の時期と規模が韓国の金利引き上げを大きく左右するとみている。
 金総裁は米国の量的緩和縮小について「基本的には時間の問題で、数か月以内の問題だろう。米国経済の回復状況によって決まる」とコメントした。
 量的緩和縮小と関連し、インドなど一部の新興国で見られるような資本の流出被害が韓国で起こる可能性については「韓国経済は基礎がしっかりしている。外貨準備高も適正水準だ」と話した。

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