アウトサイダー
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韓国の速射砲ラッパー、アウトサイダーが朝鮮戦争当時、米国に運び出された文化財である「文定王后御宝返還運動」に参加する趣旨で、慈善公演を行うと所属事務所が15日、明らかにした。

 先ごろ「文定王后御宝返還運動」のために100人委員会に委嘱されたアウトサイダーは来る23日、麻浦区(マポグ)西橋洞(ソギョドン)Vホールで3年ぶりのカムバックを記念した公演を開き、観客らが出した寄付金を「文定王后御宝返還運動」に寄付する。

 朝鮮中宗の王妃である文定王后の御宝は亀の形の取っ手がある金印。韓国戦争のとき米軍が密かに持って行ったものと推定され、ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)が2000年に競売市場で購入し所蔵してきた。

 所属事務所は「アウトサイダーが私たちの文化と歴史に愛情を見せており、様々な広報大使活動や参加運動を繰り広げている」とし「失われた貴重な文化財を取り戻す気持ちで無料公演を行い、観客に寄付金を募ることにした」と説明した。

 この日の公演には先着順に申し込みを受け付けて500人の観客を招待。ヒップホップデュオ「ペチギ」とMnet「SHOW ME THE MONEY2」で優勝したヒップホップグループ「SOUL DIVE」、ラッパーSwings、女性ラッパーTymeeなどがゲストとして参加する。

 なお、アウトサイダーは3年ぶりに発表したアルバム「REBIRTH OUTSIDER」で活動中である。

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