「観相」の一場面=(聯合ニュース)
「観相」の一場面=(聯合ニュース)
韓国映画振興委員会の映画館入場券統合電算網によると、ソン・ガンホ主演の韓国映画「観相」(原題)が18~22日に全国1239か所の映画館で364万2475人(売上高シェア53.9%)の観客を動員し、2週連続で興行1位を記録した。
 累計は687万3583人。公開から5日で200万人、7日で300万人、10日で500万人を超えるなど観客数を伸ばしている。
 同映画は、朝鮮王朝第5代王・文宗の弟、首陽大君(後の第7代王・世祖)が幼いおいの第6代王・端宗から王位を奪うため、文宗の忠臣だった金宗瑞(キム・ジョンソ)らを殺害した事件「癸酉靖難」が起きた時代を背景にし、天才観相家、ネギョンを中心にストーリーが展開される。
 顔立ちを見ればその人の全てを見抜くことができるネギョン。山奥で暮らしていたネギョンは妓生(芸妓)ヨンホンの提案を受けて、漢陽(現在のソウル)にあるヨンホンの置屋で観相を見ることになる。よく当たる観相家として漢陽で評判が広まり始めたころ、金宗瑞の目に止まり宮廷に入ったネギョンは首陽大君のたくらみを知り、危うい朝鮮の運命を変えようとし、歴史の渦に巻き込まれていく。
 ネギョン役のソン・ガンホをはじめ、ヨンホン役のキム・ヘス、首陽大君役のイ・ジョンジェ、金宗瑞役のペク・ユンシクら豪華キャストも見どころだ。

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