K.will、「U-KISS」、「MR.MR」
K.will、「U-KISS」、「MR.MR」
日韓Charity Premiumコンサート「KMF(韓流ミュージックフェスティバル)」は、アジア貧困地域子供教育支援、東日本大震災支援のGFSC(Good Friends Save the Children)チャリティーキャンペーンで構成されるGoodwillコンサートで、2008年からスタート。毎年9月に開催し、今や恒例行事となった「KMF」。

U-KISS の最新ニュースまとめ

 6回目を迎えることしは9月15日(日)に北海道・ニトリ文化ホールにて開催し、「U-KISS」、K.will、「MR.MR」が札幌を熱くした。翌16日(月・祝)には東京・渋谷公会堂にて開催し、3組の他に「FIX」も加わり、最終日に華を添えた。

 開場が始まって少しすると、「U-KISS」のエイジェイからサプライズなアナウンス。場内の様子が移し出されたステージ中央のスクリーンを見ながら、「アンニョン!」「どうぞ、座ってください」などとコメントをしたり、さらには画面に「ようこそ(ハートマーク)」と文字や絵をかいたりしながらファンとの交流を図って、開演前から場内の熱気を高めていった。

 東京開催のオープニングアクトを飾った「FIX」は、「俺の女だと」と「さよならと言わないで」を披露。GFSCの広報大使でもある3人は、被災地復興応援ツアーとして10月13日に岩手県大船渡市にて行なわれるイベントに参加することを発表し、広報大使として積極的に活動する姿も見せた。この後スクリーンにはGFSCがこれまで活動してきた様子が映し出され、観客にアピール。

 温かく和やかな空気が会場を包み込む中、今回が日本では初ステージとなる“男の中の男”「MR.MR」の5人が登場し、「Who’s That Girl」「Highway」の2曲続けて披露した。リーダーのジンは「日本のファンの皆さんにお会いする機会になったこと、そして今回はチャリティーコンサートという意義深い公演だということで、とてもワクワクしていました。僕たちにとって初めての日本での舞台が、こうした素晴らしい公演であることをとても光栄に思っています」と丁寧にあいさつ。続いて「約束するよ」と同じ韓国人ミュージシャン、Kの「Only Human」で美しいハーモニーを聴かせた。最後に「Waiting For You」でパワフルなステージを見せ、会場のボルテージをぐんぐん上げてK.willにバトンタッチ。

 「お願いだからやめてくれ(Please Don’t…)」と「Love Blossom」の2曲を歌いながら登場したK.will。「久しぶりに会えたので皆さんもうれしいでしょ?他の歌手を見にいらっしゃった方もうれしいでしょ?」と早速K.willワールドを炸裂し「先ほどのMR.MRの熱いステージを楽しみましたよね?僕はバラード歌手なので、熱い雰囲気は好きではありません。こうして熱くなった会場を(悲しい歌で)一気に冷ますのが僕の特技です(笑)」と爆笑トークを続けて会場を盛り上げた。「本来の僕の暗くて重くて悲しいステージは、ちょっと後にして、ダンスとまでは言えませんが、バラード歌手にしてはノリのいいステージだと思って楽しんでください(笑)」とさらに会場を笑いの渦にすると、「Lay Back」で4人のダンサーとともにイスを使った華麗なダンスを披露。「恋しくて恋しくて恋しい」ではペンライトの光の波が大きく揺れた。最後に軽快なリズムの「胸がときめく」を披露すると、会場は一体となって大きな掛け声と手拍子を送った。

 トリを飾った「U-KISS」は「Standing Still」「ALONE」を歌いながら登場。ケビンが「今日のために楽しいステージを準備しましたので、楽しみにしていてください」と意気込みを語った。フンも笑顔で「サプライズステージもありますから、楽しみにしてくださいね」とアピールすると、すぐに「それ、内緒じゃん!」とメンバーがツッこみ、フンが「もう言っちゃった」といたずらな笑みを浮かべ、見事な掛け合いで笑いを誘った。7月24日に発売された2ndアルバムより「Inside of Me」そしてお馴染みの「NEVERLAND」を披露すると、会場はノリノリ。ボルテージも最高潮となったところでメンバーが退場してしまった。不完全燃焼の観客はもやもやした気持ちでいると「スペシャルステージが始まります」とのアナウンス。すると1階後方の左右の扉から「U-KISS」のメンバーがサプライズ登場し、観客はこの日一番の歓声で彼らを迎えた。

 再び大興奮となった会場で「Man Man Ha Ni」を披露すると、さらに一丸となったファンの「ヘイ!」という掛け声が響き渡った。ファンのみならずメンバーも大興奮の様子で、歌いながら再びステージを下りて観客と握手をするなど最高に熱いステージを見せた。

 続いて動物の着ぐるみをまとった「MR.MR」が、「CRAYON POP」の大ヒット曲「パパパ」のダンスを見事に再現し、K.willはドラマ「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」で自身が挿入歌として歌った「Real Love Song」を披露した。「U-KISS」のフン、ケビン、スヒョンの3人は「4MEN」の切ないバラード「できない」を熱唱。最後に「MR.MR」、K.will、「U-KISS」の3組がイ・ムンセの「赤い夕焼け」を歌いながらサインボールを会場に投げてプレゼントし、最後までファンとの触れ合いを楽しんだ。

 「MR.MR」のジンは「このKMFのステージで一番末っ子となるMR.MRですが、大先輩とステージを共にし、日本の皆さんにお会いできて本当に光栄です。ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えると、「U-KISS」のスヒョンは「今日は楽しかったですか?僕たちはこれからも頑張りますので、応援をよろしくお願いします!」と最後まで観客に元気を届けた。「今日は皆さんのおかげで、心温まる楽しい時間を過ごすことができました。僕もそうですが、「MR.MR」も「U-KISS」もそれぞれすぐにまた皆さんに会いに来ますので、楽しみにしていてくださいね。これから寒い季節を迎えますので、お体に気をつけてください」とK.willの心温まるメッセージで豪華なステージの幕を閉じた。

 4組四様の熱いステージで観客と心を通わせた「KMF2013」。来年はどんなステージが繰り広げられるのか、今から楽しみで仕方ない。



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