ユナク(SUPERNOVA) の最新ニュースまとめ
演劇の街「大学路(テハンノ)」の代表的ミュージカルとして初上演以来、シーズン6まで上演されている本作は、2010年に創作ミュージカルとしては初めてコン・ユ、イム・スジョン主演で 映画化され、翌2011年には日本でも公開されている。また、ユナク(超新星)は、同年の韓国シーズン4で“初恋を探してあげる男”役で舞台を踏んだ。
インドに向かう飛行機の中で出会った理想の男性と砂漠で再会し恋に落ちた女性が、数年たっても忘れられずに“初恋探し株式会社”の社員ユナクとともに初恋の人キム・ジョンウクを探しに出るというストーリーが繰り広げられる中、日本でのミュージカル初主演で1人2役に挑戦するユナク。会見では、意気込みと見どころ、初恋秘話(!? )にいたるまで通訳を介すことなく、流ちょうな日本語を駆使して熱く語ってくれた。
<b>-除隊後初、そして日本で初めてのミュージカル出演となりますが、その感想を聞かせてください。</b>
「超新星」のメンバーになる前から、僕はミュージカル俳優になりたくて、今所属している事務所に入ったんですけど、ちょっと変わって(先に)「超新星」になりました(笑)。ミュージカル俳優になりたいと思ったきっかけは、この「あなたの初恋探します」。韓国語では「キム・ジョンウク探し」ですが、そのシーズン1を見てからです。こんなにミュージカルは面白いのか、と感じました。韓国の大学路では、たくさんミュージカルが上演されているんですけど、僕がアイドルとしては初めて、大学路での公演に出演することになったし、やりたかったミュージカル「キム・ジョンウク探し」に出演できたので、すごくうれしかったです。それで、関係者たちに言っていたんです「このミュージカルは日本のみなさんが見ても、絶対に感動する」と。ぜひ日本でやりたいと思っていたので、それが実現して、今すごくうれしいです。
<b>-もう何度か演じられていますが、ユナクさんが演じる役を簡単に紹介してください。</b>
今回、僕は2役です。キム・ジョンウクとユナク。たぶん、そのままの名前を使うと思うんですけど。キム・ジョンウクはすごくカッコよくてオシャレで、性格もマジメで、魅力的なB型だと思います。もう一人のユナクはシャイでモテないし、コメントも下手だし、目的もなく…。それで社会に騙されて、自分で頑張って事業をやってみるんですが、それが初恋の相手探しをする会社。そこで初めての仕事で彼女に出会い恋に落ちて、ラブストーリーを繰り広げるという展開です。最後に彼女がキム・ジョンウクを選ぶか、ユナクを選ぶかは見てのお楽しみです。
<b>-今回の日本公演で、日本向けに何かしようと考えていることはありますか。</b>
「超新星」といえば、“ミュージカルドル(ミュージカルに出演するアイドル)”というニックネームもあります。今までメンバーが出演してきたミュージカルは、大きい劇場で上演されましたが、今回僕が挑戦する「あなたの初恋探します」の韓国公演は、小さい劇場で80人から最大で240人まで見られるところだったんです。だから、(客席と近くて)アドリブが普通にできるんですよ。今回の見どころは、日本語のアドリブじゃないかなと思います。今日、この会場に初めて来たんですけど、すごくいいですね。ただ大きい会場なので、どうすればいいですかね。出演者が3人だけなので…(笑)。頑張ります。
<b>-髪の毛を茶髪に染めたのは今回の役作りのためですか。</b>
ハハハ(笑)。今、「超新星」の全国ツアー中なので、ちょっと染めました。「あなたの初恋探します」は会社員の役なので、マジメな感じに…まだ分からないですけど、黒く染めると思います。
<b>-今回の役は、ヘアスタイルがダサくて、服装のセンスがない男です。ご自身に似ていると思いますか。</b>
メンバーのジヒョクが、ある雑誌で「ユナクのファッションはダサい」って言っていたんですよ。その記事をお母さんから見せられて…。ダサいかもしれませんね(笑)。僕は、すごくこだわりが強いから、ファッションに対して。僕の魅力のためにもキム・ジョンウクとユナクの役に“こだわり”を生かしたいですね。
<b>-日本のファンが韓国まで観に行っていましたが、やっとこの公演を日本で見てもらえますね。</b>
そうですね。ファンの方から入隊中も除隊後にも、「このミュージカルだけは絶対に日本でやってください」という手紙をたくさんもらっていたので、それが叶えられて、すごくうれしいです。このストーリーが日本のみなさんにどう伝わるか、すごく楽しみだし、僕のアドリブもどの場面でやろうか、日本語でやろうか、韓国語でやろうか、悩んでいます。とにかく、楽しみです。
<b>-「超新星」のメンバーは、ユナクさんが入隊中に日本でミュージカルに出演していました。メンバーに対しての気持ちは?</b>
すごくうらやましかったです。特に、ジヒョクまでミュージカルをやるとは思わなかったので(笑)。でも、やっぱり大学路はアイドルじゃなく、ミュージカル俳優を目指している方が演じるところですよね。そこに僕がアイドルとして初めて入ったというプライドもあります。しかも、韓国で5年以上も話題になっているミュージカルなので、僕のせいで人気が落ちたらどうしようという心配もあったんですが、それを乗り越えてここまで来たので、ガンガンやる気を出して、メンバーにも見せようと思っています。
<b>-韓国公演から約2年半が経ちました。この間いろんなことがあったと思いますが、2年半ぶりにどんな気持ちで臨もうと、また、どんな変化、成長があったと思いますか。</b>
キム・ジョンウクは、31歳という設定なんですよ。当時から比べると2年半経って、やっとその年齢に近づいてきたので、もっと感情を入れて演じられると思うし、そのときすごく勉強になったこともありました。最後の公演までやりながら、うまく演じられず、悔しいと思っていた演技もあるので、今回はそれを直して稽古も頑張ってファンのみなさんにお見せしようと思っています。
<b>-日本公演での一番の見どころは?</b>
やはり、ラブストーリーの展開ですね。ユナクと彼女のラブストーリーが、激しくはないんですけど、ピュアな感じで進んでいくんですよ。最後、彼女はキム・ジョンウクを選ぶか、ユナクを選ぶか、っていうところがファンの皆さんも気になると思うんです。感動するようなラブストーリーになっていて、みなさんが初恋を思い出せる、ピュアで楽しく面白いミュージカルなので、それが見どころだと思います。ぜひ初恋を思い出してください。
<b>-ユナクさんの初恋はいつですか。また、その初恋を今探したいと思いますか。</b>
そうですねえ。もうそんなことがあってもおかしくない年だから、言ってもいいかなと思うんですけど。初恋は名古屋の愛知大学に留学していた頃の先輩でした。でも、今は結婚して子どももいると聞いたので、探したらチョットヤバイかな、と思っています(笑)。
ユナクは会見中に時折、メンバーと一緒のときとは一味違った“シャイな雰囲気”も漂わせながら、しっかりと語ってくれた。引き続き行われたフォトセッションでは、超新星の決めポーズをはじめ両手でハートを作ったり、いろいろなポーズを取ったりして、カメラマンから「笑顔で」などのリクエストにも即応。最後は何度もお辞儀をしながら会見場を後にした。確実に成長した姿で、対照的な2人の男性をどう演じてくれるのか、上演に向けて期待はさらに高まる。
「あなたの初恋探します」は11月13日(水)から30日(土)まで、アミューズ・ミュージカルシアターにて上演。
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