同社は海外から楽曲の提供を受けるだけでなく、海外の作曲家と共同制作する「ソングライティング・キャンプ」を2009年から開催してきた。今やソウル本社のスタジオは、年間を通じ海外の作曲家が作業を進めSMエンタテインメント音楽を送り出す拠点となっている。
先ごろはSMエンタテインメントとユニバーサルミュージックパブリッシンググループ(UMPG)が「ソウル国際ミュージックフェア(MU:CON)」に合わせたイベントを共催し、UMPGが十数名の所属作曲家を率いて来韓した。これまでにもSMエンタテインメント所属歌手の楽曲に参加した、スウェーデンやデンマーク、英国、ドイツなどの有名作曲家たちだ。UMPGコリアに所属する韓国人作曲家も参加し、グループに分かれて作曲に取り組んだ。
また、SMエンタテインメントは下半期と来年発表する音盤のラインアップを公開し、今後の音楽の方向性を示した。
同社の取り組みは、K-POP制作過程が一層進化していることを如実に表している。体系化した歌手育成システムを韓国に初めて導入して定着させたように、ワールドワイドのコンテンツ制作の仕組みも真っ先に確立させようとしている。多国籍の作曲家それぞれの強みを調和させ、世界中の人々に受け入れられ、かつ韓国的な情緒を兼ね備えた音楽を生み出す試みだ。
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