「第18回釜山国際映画祭」が3日に開幕し、10日間の日程で繰り広げられる。

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 開幕式は同日午後7時より映画の殿堂野外ステージで女優カン・スヨンと香港俳優のアーロン・クォックによる司会で進行された。

 パク・ジュンフン、ハ・ジウォン、ハン・ヒョジュ、キム・ヒョジンをはじめ国内外の俳優と監督など200人を超える映画人らがレッドカーペットを通して入場し、ホ・ナムシク映画祭組織委員長の開幕宣言で10日間の”映画の海”に突入した。

 祝賀公演の後、開幕作であるブータン映画「Vara : A Blessing」が上映された。

 ことしの映画祭招待作品は70か国301編で、昨年の75か国304編に比べるとわずかに減少。招待作品は、映画の殿堂をはじめ釜山市内の劇場で上映される。

 閉幕作は、キム・ドンヒョン監督の「晩餐」。家族の不幸や不運を高い観察力で表現した同作品は、2011年アジア映画ファンド・インキュベーション支援作だ。

 イ・ヨングァン実行委員長は「ことしの映画祭には、アジア新人監督らの作品が大挙招待された」とし「このような意味で、今回の映画祭はアジア新人監督および映画の発掘、支援という釜山映画祭のアイデンティティーをしっかりとお見せする機会となるだろう」と語った。