KBSドラマ「未来の選択」
KBSドラマ「未来の選択」
未来の自分がやって来て、人生の重要な選択で失敗するな、と警告してくれたら、私たちの人生はより幸せになるのだろうか。

ユン・ウネ の最新ニュースまとめ

 来る14日夜からスタートするKBS新月火ドラマ「未来の選択」はこのような奇抜な発想から出発する。

 同ドラマの制作陣は10日午後、ソウル市内にあるコンベンションホールで制作発表会を開き、企画意図と主要な見どころ、出演者を紹介した。

 「未来の選択」は、”未来の自分”と”現在の自分”が出会い、未来の人生と現在の人生を比較しながら”タイムスリップ”形式も使っている。しかし、ストーリーの中心軸はロマンティックコメディだといえるだろう。夢を諦めて生きていた女性主人公が夢に挑戦し叶えていく過程、2人の男性のどちらを選択するかで葛藤する姿を描く。

 放送作家を夢みる女性主人公ナ・ミレは女優ユン・ウネ、ミレと三角関係になる2人の男性はそれぞれイ・ドンゴンとチョン・ヨンファが演じる。イ・ドンゴンは真のジャーナリストを夢みるアナウンサーのキム・シン、チョン・ヨンファは放送局オーナーの孫であるが、身元を隠してVJとして働くパク・セジュを演じる。ナ・ミレのもとにやって来て、選択のアドバイスをする”未来のナ・ミレ”はチェ・ミョンギルが引き受けた。ミレと2人の男性の間に入ってミレの恋の邪魔をする美女でリポーターのソ・ユギョンはハン・チェアが演じている。

 ナ・ミレは、幼い頃から夢みてきた放送作家の仕事を胸に抱えながら、あれこれ仕事を転々とするが、結局はコールセンターの職員として働いている。いまの人生に特にこれといった不満はないという理由で「大丈夫」という言葉が口癖のように生きる女性。そんなミレの前にある日、”未来のミレ”と主張する中年女性が現れる。この女性は「ミレを幸せな人生へと導く」と話し、放送作家になるために、あれこれコーチとなり、また付き合うべき男性、付き合ってはいけない男性を教えくれるのだ。

 脚本は、MBC「The King 2 Hearts」(2012)やMBC「ベートーベン・ウィルス」(2008)などを随筆したホン・ジンア作家、演出はクォン・ゲホン&ユ・ジョンソンプロデューサーが手掛けた。

 クォン・ゲホンプロデューサーは「このドラマを通して伝えたいメッセージは、結局変えられるのは”現在”であり、現在をより一生懸命生きなければならない、ということ」とし「また、頑張って努力しても変えることができないものがあるとしたら、それは何なのか。そうだとしたら変えずに守らなければならないのでは、と考えるようになった。いまもそれを守って生きている人たちへ応援となる作品になればうれしい」と語った。

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