全国体育大会が開幕　朴泰桓ら3万人参加＝韓国

【仁川聯合ニュース】今年で94回目を迎える韓国最大のスポーツの祭典、全国体育大会（全国体典）が仁川市で18日に開幕した。午後5時10分に仁川文鶴競技場で行われた開幕式では仁川の「躍動性」をテーマに多様なパフォーマンスが繰り広げられた。
競技場には次期開催地である済州の選手団が最初に入場し、開催地仁川の選手団が最後を飾った。
北京五輪競泳金メダリストの朴泰桓（パク・テファン）とボクシング選手として出場する女優のイ・シヨンが最後の聖火リレー走者として聖火台に点火した。
朴槿恵（パク・クンヘ）大統領は記念演説で、韓国スポーツの誇らしい現況があるのは全国体典の役割が大きかったと述べ、「全国体典で磨きあげた技量が世界を舞台に優秀な成績をおさめるための強固な土台になっている」と評価した。
また「今後韓国のスポーツも学校体育と生活体育、エリート体育がうまく循環していく真のスポーツ先進国に発展して行かなければならない」と目標を掲げ、「国民誰もがスポーツを楽しむことができる健康な国にならなければならない」と国民に語りかけた。そして「優秀な体育エリートの発掘を拡大し、世界の舞台に進出できる道を開き、地域ごとのスポーツ科学拠点センターを通じてより科学的で体系的な指導が受けられるようにする」と約束した。

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韓国代表選手を含む全国17の市・道の代表選手団、在外同胞ら3万人余りが参加する今大会は正式種目44種目にテッキョン、水上スキーの示範種目を合わせ計46種目が7日間にわたり行われる。5年ぶりに出場する朴泰桓が5冠を狙うほか、ロンドン五輪の射撃で金メダルを二つ獲得した秦鍾午（チン・ジョンオ）、新体操界のエース、孫延在（ソン・ヨンジェ）らが出場し注目を集める。