最近の映画界を見ると、世代を超えた名コンビが目に飛び込んでくる。演技力とスター性を兼ね備えた子役たちが、トップスターの堂々たるパートナーとして活躍しているのだ。

カル・ソウォン の最新ニュースまとめ

 ヒット中の映画「ファイ~怪物を飲み込んだ子~」。16歳ヨ・ジングは映画界を代表するキム・ユンソクと演技対決を繰り広げている。11月公開の「同窓生」で主演チェ・スンヒョン(T.O.P)の愛を一人占めするヒロインは、14歳の女優キム・ユジョン。そして、ヒット中の「ソウォン」も実質的な主人公は7歳の子役イレちゃんだ。父親に扮するソル・ギョングとストーリーを導いている。

 さらに、ことし初め「7番房の奇跡」のヒットには老若男女をひきつけたカル・ソウォンちゃん(7)とリュ・スンボムの演技があり、2010年に公開された「アジョシ」でスターとなったキム・セロンは、次期作が決定していないウォンビンとは違い、映画やドラマで縦横無尽に活躍している。

 過去の子役は助演だったのに対し、最近は映画の主軸を担っている。俳優としての力量が優れている上、新人俳優とのコンビプレーは観客層を広げるのに効果的だ。

 しかし、比重が大きくなるほど長期間の撮影と高い水準の演技が求められる。ほとんどの子役は撮影マニュアルがなく、現場でケアも受けられないのが現実。地位が上がった分、彼らに対する保護や配慮がより必要になっているようだ。