【ソウル聯合ニュース】韓国の法務部は外国人の出入国など、韓国に居住する外国人関連の業務を担当する「出入国管理事務所」の名称を早ければ来年初めに変更する方向で検討を進めている。
 出入国管理事務所は業務範囲の拡大や日本植民地時代の名残などとの指摘により、変更の必要性が提起されていた。
 出入国管理事務所の名称が使われるようになったのは外務部(当時)から法務部に移管された1961年から。日本で1950年代に使用された出入国管理庁と入国管理事務所の名称を参考にした。
 当時は海外旅行が制限されていた時代で、出入国管理が主な業務だった。だが、最近は韓国に滞在する外国人が急増し、出入国管理は業務の一部を占めるだけで、業務全体を表していないとの声があった。また、外国人を「管理」するとの否定的なイメージも指摘されている。
 法務部は名称の変更のため、海外の事例などを検討している。

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