パク・シフ の最新ニュースまとめ
実際、ここ数年、麻薬、ギャンブル、セクハラ、飲酒運転、税金問題など、韓国の芸能界でも事件や事故が後を絶たない。韓国ドラマやK-POPのブームなどにより、芸能人たちの活動範囲がさらに広がり、その数が増えたこともこうしたスキャンダルを目立たせているのかもしれない。
事件または事故に巻き込まれて社会的物議をかもした芸能人たちは通常、自粛の時間を持ちながら再起を図ることになる。しかし、復帰の方法やそれまでにかかる時間は一様ではない。復活を果たして往年の勢いを取り戻した人もいれば、一度損なわれたイメージを改善できないまま苦戦している人もいる。
最近では、メディアの多様化とグローバル化で、自粛中の生活パターンや復帰の方法も多岐にわたっている。
所属事務所側は、復帰のタイミングや見せ方についても真剣に考えるようになり、SNSやネット活動に限定した復帰から地上波へ徐々に移行していく方法、衛星放送やケーブルTV放送に限定した方法など、「ケース・バイ・ケース」と言える。それに伴い、問題となった芸能人に対しての見方も変りつつある。
過去には飲酒運転だけでも、非常に深刻な問題として取り上げられたが、最近では個人のプライバシーを尊重する社会の雰囲気から、芸能人絡みの事件に対しても前よりは寛大な見方になってきたのだ。
では、トップスターたちを中心にいくつか例を上げてみよう。
まずは、パク・シフ。ことしの2月、芸能人志望女性を性暴行した疑いで被害者側に告訴され、約100日間に渡った攻防の末、人気絶頂だったそのキャラクターはどん底に落ちてしまった。(現在は女性の告訴取り下げで和解済み)
彼の場合は、裁判で無罪を立証する選択肢も残されていたが、そうなると、せっかく手に入れた海外での成功が水の泡になってしまう可能性があった。将来を見越して、迅速な事件解決を図り、再起にチャレンジしたことが正解だったのかもしれない。6月には、海外の公式ホームページに直筆の手紙を掲載し、お詫びとあいさつの文章を公開している。韓国のメディアよりも先に、海外ファン向けに近況を報告したのだ。
現在は、アメリカと日本を行き来しながら自粛活動を続けており、日本では早くも、復活の兆しが見えている。今月末には出演ドラマ「清潭洞(チョンダンドン)アリス」がCSで放送される予定だ。
次に、チュ・ジフンの場合。2009年、薬物使用の容疑で懲役6か月、執行猶予1年の宣告を受けた彼は、2010年の2月にはひっそりと軍隊に入りファンの前から姿を消した。
現在は復帰を果たし、韓国で放送中のドラマ「メディカルトップチーム」でカリスマ溢れる演技を見せている。このドラマでは、クォン・サンウと共演。軍隊への入隊と除隊で、自粛と復帰をいっぺんに解決したパターンと言えよう。
最後に「2PM」のメンバー、ニックン。昨年、飲酒運転で逮捕され、その爽やかなイメージにヒビが入ってしまったが、その後、日本で開かれた単独コンサートでは、過ちを素直に認め、謝罪の気持ちを涙で熱心に伝えたことで完全復活を果たしている。
他にも、芸人のカン・ホドン(税金問題)やキム・グラ(歴史問題)など、程度の軽い場合、数か月から1年ほどで復活を果たすパターンも見られる。
四六時中メディアに監視される芸能界の性質上、こういった事件や事故は今後も突発的に起きてくると思われるが、SNSなどの個人媒体が進化しているだけに、その後のファンへの対応も複雑化していきそうだ。
[SSTV] 「清潭洞(チョンダンドン)アリス」ムン・グニョン「パク・シフ、これからもっと良くなると思う」
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