ハン・ヘジン 「ドラマでは激しい口論を披露も、実生活では夫婦円満です」

「ナ・ウンジンは、家族も知らない秘密によって、多彩な感情表現をしなければならないキャラクター。それで、私にとってはワンシーンワンシーンが戦争のようです。私自身と闘いながら演技者として成長し、より成熟した姿をお見せしたいです」

ハン・ヘジン（女優） の最新ニュースまとめ

　SBS月火ドラマ「温かい一言（原題）」で主人公ウンジンを演じているハン・ヘジンは9日、SBS一山（イルサン）制作センターで開かれた記者懇談会で視聴者に向けて、このように話した。

　現在、2話まで放送された同ドラマで、ウンジンは長い恋愛を経て結婚した夫ソンス（イ・サンウ）が浮気をしたことにショックを受け、中小企業の代表ジェハク（チ・ジニ）と不倫に走る。ウンジンは罪悪感からジェハクとの関係をすぐに整理するが、正体不明の人物から脅迫を受けることになる…。

　2005年、MBCドラマ「がんばれ！クムスン」でスターダムにのし上がったハン・ヘジン。SBSトークショー「ヒーリングキャンプ」のMCでは才知あるトークを披露。ことし7月1日、8歳年下のサッカー選手キ・ソンヨンと結婚し大きな話題を呼んだ。ドラマ「温かい一言」は、ハン・ヘジンの結婚後、初の復帰作でもある。

　今回のドラマは、不倫をテーマにしている中で視聴者の好評を得ているという話にハン・ヘジンは「作品活動をしながら、今回のように熱い反応を得たのは『朱蒙（チュモン）』以降、なかったと思います」とし「多くの方が、次の回を楽しみにしてくださり、次はどうなるのか、と聞いてくるとき人気を実感します」と明かした。

　そして「劇中、夫と口げんかをするように、実生活でもキ・ソンヨンと口論しているのか」と質問が飛ぶと「知人たちも不思議がっているようですが、（キ・ソンヨンと）けんかしたことは一度もありません」とし「家庭が安定していて、心が穏やかであるため、現場で自由に演技するパワーの源になっています」と幸せいっぱいに語った。

　このドラマは、JTBC「私たちが結婚できるだろうか」を書いたハ・ミョンヒ作家とSBSドラマ「5本の指（邦題:蒼のピアニスト）」を演出したチェ・ヨンフン監督が意気投合し、関心を集めた。

　これについてハン・ヘジンは「監督と作家は、貝の中に隠れた真珠のような方たち」とし「作家のミョンヒさんは、ウンジンというキャラクターが共感を得られないのではないかと心配していて、監督はセリフ一言一言を精密に作り上げてくれました。2人を信じて、ついていけば成長した姿を視聴者にお見せできるのでは、と思いました」と期待感を示した。

　ウンジンの浮気相手チェハクの妻ミギョン役を演じ、ウンギョンと対立するキム・ジスもこの日、記者会見に参加。彼女は「不倫ドラマだと思い、放送を見た方々は、思ったほど変ではなく、おもしろいと話しているようです」とし「私たちが日常で使う言葉をそのまま台本に入れ込んだため、視聴者が簡単に共感できているようですね」と語った。

　また「これまで、男性たちの方が常識がなく、単純だと思っていましたが、今回のドラマで台本を読みながら『男性は怖がりで、何をどうしてよいかわからなくなる生き物』だということがわかりました」とし「ドラマを通して、男性の姿を理解し、わかっていくようです」と述べた。

　「温かい一言」は、初回放送で視聴率6.8%（ニールセンコリア基準）を記録した後、2話では8.4%まで視聴率を伸ばしている。

　キム・ジスは「これから放映される3話から、さらにおもしろくなります」とし「夫ジェハクの不倫を知ったミギョンが、ジェハクに仕返しをしていくので期待していてください」と今後の展開をアピールした。