南北青少年の友情バラエティ「星の友達」を放送

韓国の子役スターと脱北青少年が”友だち”として出会った。

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　KBS2TVの旧正月特集パイロット番組「星の友達」は、彼らのぎこちない出会いから友だちになる過程を収めたリアルバラエティだ。

　「星から来たあなた」のチョン・ソンイの子役キム・ヒョンスと韓国版「家政婦のミタ」のチェ・サンウ、ナム・ダルム、ナンシーなど4人の子役スターと脱北してから8か月～5年ほどになった青少年6人がハンギョレ学校や遊園地、韓国の友人の家に招待されて過ごした2泊3日の話だ。

　会う前は先入観も心配も多く、出会ったばかりの彼らには、ぎこちなさがあった。

　「（北朝鮮では）そんなことをしたら銃殺だよ」「本当に北朝鮮に核があるの？」「北朝鮮は（軍服務が）10年間だよ」など、子どもだからできるストレートな質問が行き来し、笑いと涙が混ざった。

　21日午後、KBSで開かれた制作発表会でキム・ヒョンスは「ドラマや映画はずっとカメラが回らず、台本があって自分がすることは決められているが、バラエティはできるが無限で楽しい。遊びながら撮影して楽しかった」と述べた。

　チェ・サンウは「最初に会ったときから、教科書で見た北朝鮮の人のようではなかった」とし「方言もきつくないし、みんなスマートフォンを使っていて、自分たちと何ら変わりはなかった」と第一印象を伝えた。

　小さな体格だが薪割りの技術でみんなを驚かせたぺク・ジンヒョク君は「韓国の友だちに会うというので、普通の友だちだと思ったのにTVで見ていた有名人だったのでびっくりした」とし「雪合戦をして、夜にまくら投げもしながら仲良くなれたので楽しかった」と述べた。

　脱北青少年の末っ子で、容姿に関心が高いチェ・スンミちゃんは「ドラマで見ているときは遠い存在に感じていた。芸能人なので別世界に住んでいる人のようだったけど、今は親しいお兄ちゃんのような存在」とし「ヒョンスお姉ちゃんと一緒に話して、マニキュアも塗りながら親しくなった」と伝えた。

　ユンソナ、ムン・ヒジュン、コ・ジュウォンが”先生”として参加し、子どもたちと時間を過ごした。

　リアルバラエティには初めて出演するユンソナとコ・ジュウォンはいつものイメージとは異なる”おっちょこちょい”な部分やキュートな失敗で笑いを与え、ムン・ヒジュンは元祖アイドルスター「H.O.T」を知らない子どもたちの前で当時大流行した「キャンディダンス」を踊ったりもした。

　なお、「星の友達」は来る25日と2月1日午後5時に放送される。