キム・ヨナ=(聯合ニュース)
キム・ヨナ=(聯合ニュース)
【ソチ聯合ニュース】ロシア・ソチ冬季五輪が選手生活最後の舞台となる韓国フィギュアスケート女子のキム・ヨナ(23)が13日(日本時間)にソチ入りする。
 キム・ヨナは12日、フィギュア女子韓国代表の朴韶妍(パク・ソヨン)、金海珍(キム・ヘジン)と共に仁川国際空港からソチへ向け出発する。
 ソチでは前回のバンクーバーに続き五輪2連覇に挑む。バンクーバーでは幻想的な演技を披露し228.56点と世界歴代最高得点で韓国フィギュア史上初の五輪金メダルをもたらした。
 これまで五輪フィギュア女子シングルで連覇した選手は、ソニア・ヘニー(ノルウェー、3連覇)とカタリナ・ビット(ドイツ、2連覇)の二人だけ。このため海外メディアはもちろん、国際オリンピック委員会(IOC)もソチで最も注目すべきスターとしてキム・ヨナを挙げている。
 今季は右足甲のけがで出遅れたが、昨年12月の国際大会、ゴールデンスピンに続き今年1月の韓国選手権で優勝を果たし、調子を取り戻した。
 バンクーバー五輪のときは時差が3時間のカナダ・トロントから試合4日前に現地入りしたが、今回は約1週間、現地で調整する。
 一方、ソチでは9日(現地時間)に決勝が行われたフィギュアスケート団体で優勝したロシアのユリア・リプニツカヤがキム・ヨナに対抗する新たな挑戦者として浮上した。15歳のリプニツカヤは団体戦女子シングルでショートプログラム(SP)72.90点、フリー141.51点の合計点214.41点で1位となり、個人種目でのキム・ヨナとの争いにも関心が高まっている。

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