トップバッターは、昨年「KMF」での札幌公演が日本初登場となった「MR.MR」だ。その時の彼らのパフォーマンスで魅了されたファンも多く含まれていた。「初めての日本公演は緊張した。今日は、昨年の9月からはだいぶ緊張が解けました!」との言葉通り、より成長した姿で「Waiting for you」「Highway」を披露し、歓声に火をつけた。
「Who’s that girl」の後、前日の様子と、「KMF2013」でのスペシャルステージ「パパパ」をVTRで紹介。すると、チェックのミニスカートで女装した6人の「MR.MR」が登場した。この日、準備してきたスペシャルステージは、「A Pink」の「NoNoNo」。「男の中の男」の異名を持つ「MR.MR」だが、「A Pink」の妖精のような可愛らしさを完璧に再現した。あまりにも可愛い、彼らの姿に、会場中のあちらこちらから、「可愛い~~~!! 」の声援が溢れた。
その後、長身の彼らを引き立たせる赤いロングコートに身を包み、リュ、テイ、チャンジェが客席から登場し、観客との距離を一層縮め、「約束するよ」で歌唱力を際立たせると、6人態勢となってリリースした華麗なマイクパフォーマンスが爽やかな「Do You Feel Me」で、締めくくった。
2番目の主人公は、札幌初登場となる「NU’EST」だ。今回のステージに合わせてピンクの椅子を準備し、デビュー曲「FACE」「Action」からスタートした。呼吸を整え、「SHOW TIME ! NU'EST TIME !札幌の皆さん!元気ですか?2階席も元気ですか?大好きな日本。思い出深い札幌に来れてすごく嬉しいです!憧れだったこの舞台に立ててワクワクしています!」と客席に手を振った。事務所の先輩“Orange Caramel”が3年前に出演したステージを見た彼らは、その時から、今回の舞台に立つのが夢だった事も伝えた。この寒い冬にぴったりの曲「HELLO」を歌い、「Fine Girl」、ヒット曲「Sleep Talking」で会場を沸かせた。
最後は、既にK-POP界のトップアイドルとして光、輝く「SHINee」。オープニング映像が流れると、一段と大きくなった声援で、会場が揺れ動き、ボルテージは最高潮!「Why so serious?」でスタートし、「SHINee」ならではの高度なダンスパフォーマンスで、観客を一気に彼らの世界へ引き込んだ。
2010年に同公演に出演し、今回2度目の舞台となった「SHINee」。その際、児童福祉施設を訪問し、子供たちにプレゼントを贈り、温かい交流をした。その時の子供たちが客席に来ている事を知ると、「覚えています?お元気ですかーー?その時、手紙を貰いました!ありがとう」と手を振り声をかけると、子供たちから「SHINee~~~~」の声援が送られた。今回、子供たちにはサインCDがプレゼントされた。歌唱力が際立つバラード曲「Color of the season」でじっくり聞かせると、大ヒットナンバー「Sharlok」と続いた。
トークでは、開演前に皆で「Every body」のワンポイントダンスレッスンをした事を伝えると、「僕達が歌うので、踊って!」と、「Every body~Every body~Every Every body」と「SHINee」が歌うと、観客も一斉にダンス。難しいダンスが多い「SHINee」だが、「Every body」のDJダンスは比較的簡単だと話し、DJダンスのワンポイントレッスンも繰り広げられた。そして、「Every body」で観客とひとつになり余韻を残して舞台を後に。「SHINee!SHINee!」とアンコールが鳴り響くと、「Colorful」で応え、舞台を駆け巡り盛り上げた。
本行事はGFSC(Good Friends Save the Children)チャリティーキャンペーンで構成され、収益金はGFSCアジア貧困地域子供教育支援及びGFSC東日本復興支援活動に全額寄付される。また、この日、GFSC広報大使任命式が執り行われ、「FIX」から「MR.MR」にGFSC広報大使のバトンが引き継がれた。今後2年間、GFSC活動の普及と応援に、「MR.MR」が乗り出す。