明るい表情で空港の到着ロビーに姿を現したキム・ヨナは「これまで準備を続けながらこの日がいつ来るのかと待っていたが、とうとうソチに来た。競技が始まるまで長い1週間になりそうだ」と語った。
前回のバンクーバー大会では世界を魅了する演技を披露し世界歴代最高の合計228.56点で優勝。ソチではドイツのカタリナ・ビット以来26年ぶりとなる五輪フィギュア女子シングル2連覇に挑む。
キム・ヨナは「今回もバンクーバー大会のときと同様に最善を尽くして準備した。自分のベストを出し切れるよう努力してきた。準備過程について悔いはない」と淡々と語った。ソチでは20~21日の競技前まで調整を続ける。
今大会では日本の浅田真央とのライバル対決だけでなく、新たな「対抗馬」として浮上したロシアの新星、ユリヤ・リプニツカヤとも競うことになり関心が集まっている。
キム・ヨナは「どんな大会でも金メダル候補についての話は出てくるので気にしていない」とした上で、自分の力を出し切りたいと強調した。
また、「バンクーバーのときもそうだったが、結局はその日の運にかかっている。運に任せることが、一番気が楽だ」と余裕をのぞかせた。
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