「やっぱりキム・ヨナ」　金メダルに大きな期待＝韓国

【ソウル聯合ニュース】ソチ五輪フィギュアスケート女子のショートプログラム（SP）で、前回バンクーバー五輪金メダルのキム・ヨナが74．92点をマークし首位に立つと、市民らは「フィギュア女王」の見事な滑走をたたえた。

キム・ヨナ の最新ニュースまとめ

　キム・ヨナは高い芸術性やジャンプ、スピーンなどすべての技術でミスなしの滑りを見せた。
　07年に東京で開催された世界選手権からキム・ヨナを応援しているという女性会社員は「朝早く出勤しなければならないが、寝ずに『女王』の最後のショートを見守った。他の追随を許さない高さと飛距離を持つ3回転連続ジャンプはさすがだった。金メダルはキム・ヨナのもの」と期待を示した。
　20代女性は「2回目の五輪だから余計に緊張したはずだが、キム・ヨナはあらためて伝説となる演技を残した」と興奮気味に話した。
　ただ、地元ロシアのソトニコワが自己ベストの74．64点（2位）を獲得した判定には首をかしげる市民も少なくない。別の20代の女性は「キム・ヨナのレベルは圧倒的。（ソトニコワが高得点を獲得したのは）地元で開かれたのが有利な判定につながったのではないか」と話し、判定に不満を示した。
　ソーシャルネットワークサービス（SNS）などインターネット掲示板でもキム・ヨナの演技を絶賛する書き込みが相次ぐ一方、予想を下回る点数に悔しさをあらわにする意見がみられている。