イ・ミヌ(SHINHWA) の最新ニュースまとめ
イ・ミヌは1998年にグループ「SHINHWA」としてデビューし、ことしで16周年を迎えた。また、2003年11月にソロ「M」として初アルバムをリリースしてから、ソロ活動も10年になる。そのため、音楽番組の出演者たちはほとんどが彼の後輩にあたる。昨年10周年を迎えた「東方神起」が“慰め”となる古株だ。
この日共演した「東方神起」は「ミヌ先輩は本当に素晴らしい。『SHINHWA』として16年間も生きながら、ソロでも10年間活動できるなんて、本当にすごい」と称えた。
イ・ミヌは「僕を応援するため朝早くからテレビ局に来てくれた300人余りのファンに感動した」とし、「ファンたちがいなかったら僕の存在もなかったと思うと、じんとした」と話した。
彼はニューアルバムに、自身のための音楽というより皆で楽しめる音楽を込めた。これまで「SHINHWA」とソロでアルバムを出し、大衆的にまねしやすい歌がなかったという考えからだ。ディスコ、パンクスタイルの楽曲であるタイトル曲「Taxi」はタクシーの中で起こったエピソードだが、自身が書いたという歌詞が現実感を促し、とても印象的だ。
面白いのは、16年経ったアイドル歌手にしかできない“酔中”コンセプトを選んだ点だ。イ・ミヌはこの曲を、酒に酔った感覚で歌った。ステージでも柔軟なステップですべるように踊る。ミュージックビデオでは酔ったコミカルな演技をした。
「後輩たちには合わないコンセプトですが、僕にも合いませんか(笑)?『SHINHWA』がデビュー時期の神秘主義を脱ぎ、一年過ぎる度に素直なグループとして愛されたように、僕も加減なしに見せたかったんです」。
イ・ミヌは「SHINHWA」のアルバムだけでなく、ソロアルバムでも作詞、作曲をし、プロデューサーも担った。「JEWELRY」の「ONE more time」、「Super Star」の歌詞を手掛けるなど創作者として活躍もしたが、“ダンサー”という強いイメージに遮られてきた。
彼は「ダンスを始めて30年になり、ダンスができたから音楽もできた」とし、「ダンスの技術を習得していくように、リズムを作って歌詞を書く能力が見に付いた。他の歌手の楽曲作業を活発にせず、(これまで)僕のスタイルを大衆に広めることはできなかったが、僕自身の可能性を信じていたため後悔はない」と笑った。
しかし、周りに認められなくても、学んだことはあった。「ソロアルバムを出し、1人体制で作曲、編曲するのは大変だった。学生時代に『Seo Taiji&Boys』のインタビューに『創作は苦痛だ』という言葉がありカッコいいと思ったが、そこには本当に骨を削るような苦痛があった。それがつらくて心が折れそうになる度、『SHINHWA』のメンバーたちが『僕らの音楽のリーダーはミヌ』と言って激励してくれた」。
「以前アイドルと呼ばれることがうれしい」というイ・ミヌは、一世代アイドル「SHINHWA」が二・三世代の後輩たちと共に活動するにあたり、「満たされている」ことも伝えた。
「後輩たちと混ざっていても自信があります。また、グループで公演する際に、固定ファンに期待するだけでなく、新たなファンができることも有難く思います。それは、『SHINHWA』が過去のイメージに捕らわれず、変化をしてきたからです」。
また、「『SHINHWA』がソロ活動を始めたことで、アイドルグループの“別々にそしてまた一緒に”という活動スタイルが活発になった」とし、「最近の後輩たちは、演技、作曲などグループ内でそれぞれの進路をはやく探している。番組でも正直に話し、スキャンダルも恐れない姿は僕たちの時代とは違った風景だ」と付け加えた。
「僕のソロ活動も、アイドル戦争の中で後輩に勝ちたいということではありません。16周年を迎えた先輩の健在をアピールし、後輩たちの手本になれればそれで満足です」。
M 이민우 - Taxi (Feat. ERIC) MV
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